佐々木まき絵誕生日ss4"コネクト"

と、言うわけで佐々木まき絵誕生日企画2つ目。その前は突発で誰かがやったことあるとか(ぇ


オスティアに到着したまきちゃん。暇をもてあまして…

「退屈だなぁー。」
とある日のオスティア。
佐々木まき絵は暇をもてあましていた。
とは言うものも、大河内アキラ和泉亜子は100万ドラクマの借金を背負っているのでその借金を返すので精一杯。明石裕奈もネギの手伝いに行っていない。
何なら自分もいけばよかったかなと思うが邪魔をしたらいけないしそもそも白き翼のメンバーじゃないしとか考えていたら一人ぼっちに。
「せっかくだからぁー。」
と、お祭りを見に行くことに。あちらこちらで屋台やら大道芸やらやっていて佐々木まき絵も興味津々。
ふと、広場に行くとけんかが始まるが回りはわれ関せず。というよりも煽っている。
「な、何とかしないと〜。」
と、慌てふためいているとどこからともなくよろいに身を包んだ女性が上空からやってくる。
「戦乙女騎士団です。すぐに解散しなさい!! 」
と、警告すると雲の子を散らすように人が散らばり佐々木まき絵だけに。
「大丈夫ですか、お怪我はなかったですか? 」
「(どこかで聞いた声…)だ、大丈夫です。ありがとうございます!! 」
「では、これで。」
そういって颯爽と立ち去る戦乙女騎士団の女性二人。残された佐々木まき絵は首を傾げてしまう。
「どこかで会っている様な…。早くしないと見失っちゃう!! 」
そういうと佐々木まき絵は後を追いかけることにしたのだった。




「…そうですか、ただのけんかでしたか。」
と、ユエとベアトリクスはオスティアの戦乙女騎士団事務所でセラス総長に報告をしていた。
それを聞いたセラス総長もにっこり。
「たいしたことがなくて何よりです。それよりも…。」
「それよりも? 」
「治安はそれほど悪くはありません。せっかくだから少しは楽しんではいかが? 」
セラス総長から言われると二人そろって顔を真っ赤に。
「でも、私たちは…。」
「年頃の女の子がそれでいいのかしら? 」
ベアトリクスが反論するがセラス総長はわれ関せず。
「せっかくお休みをいただけるというのであればお休みをもらうですよ。もしかするとお休みをいただけるチャンスなんて早々ないですよ。」
「…わかりました。」
ユエが承諾したのを見てベアトリクスもしぶしぶながら半休をもらうことを承諾。
「でも、いいのですか? 」
「せっかくですからお祭りを見て回るですよ。委員長やコレットには悪いですが…。」
と、出た瞬間に誰かがやってくる。
「あ、あのっ!! さっきは助けてくれてありがとうございます!! 」
やってきたのはさっき助けた少女。どうやら後を付けてきたらしい。
「例には及びません。私たちの役目ですから。」
「あの、ひとつだけ尋ねてもいいですか? 」
そういわれるとベアトリクスもユエもきょとん。
「ゆえちゃん…だよね? 」
そういうと少女はゆえに抱きついてくる。ユエは何が起こったかわからずに沸騰してしまいベアトリクスが離そうとする。
「ど、どちらさまですか? 」
「え? 私のこと覚えてないの? まき絵だよ。」
「覚えて…ないのです。」
「がーん。」
友人である綾瀬夕映に覚えてないといわれて落ち込む佐々木まき絵。その横ではベアトリクスが首をかしげている。
「…本当に友達だったのですか? 」
「そうだよ。ゆえちゃんとね一緒に補習受けていたんだよ。」
「それは友達といえるのでしょうか? 」
「えー。そうだっ! 」
おもむろにユエとベアトリクスの手を取る佐々木まき絵
「せっかくだから、お祭り見に行かない? 忘れちゃったんだったらまた一からやり直せばいいと思うんだ。」
「(立ち直りが早い人です)どうしますか? 」
ユエはベアトリクスに同意を求める。
「悪い人ではなさそうです。」
するとベアトリクスもにっこりするのだった。




「ねぇねぇ、どんなことしているの? 」
佐々木まき絵はユエとベアトリクスに生活のことを尋ねてみることに。
「どんなことって…勉強ばっかりです。」
「私たちは将来は戦乙女の騎士団として将来を担っていくのです。」
「へぇー。じゃあ、悪い人とか捕まえてくれるんだぁー。すっごいなぁー。」
そういわれると二人そろってぼーぜんとする。
「そうだっ。これで遊ばない? 」
と、射的に誘う佐々木まき絵
「おっちゃん、1かーい。」
そういって佐々木まき絵は射的をするが1回も当たらず涙目に。
「がーん。どうしよー。」
「わたしが。」
そういってベアトリクスが変わりにやることに。ベアトリクスは精神を集中し引き金を離すと見事に命中。
「これくらいできないと。」
と、当然を装うのだが佐々木まき絵は目を輝かせる。
「ベアちゃんすごーい。ねぇねぇ、どうしたらそういう風になれるの? 」
「えっ!? 」
ベアちゃんと呼ばれることもそうだがここまで迫られたことがないのかベアトリクスはたじたじに。
「ユエさん助けてください…。」
助けを求めるがユエがなんだかもじもじ。
「ゆえちゃん、どしたの? 」
「さっきから何も食べていないのでさすがに…。」
「じゃあ、いいとこ連れて行ってあげる! 」
そういって連れて来たのは格闘技場に併設されているレストラン。
「な、何でここに!? 」
「なんだって良いじゃん。それにここの料理すっごく美味しいんだよ! 」
ユエとベアトリクスが気になったのはウェイトレスがつけている錠前。
「これは…。」
「ニャンドマ条約で売られた人たちですね。話には聞いていたのですが…。」
「ねぇねぇ、どしたの? 」
「な、なんでもないです。」
と、神妙な面持ちに。
「本当はね、美味しいからつれてきただけじゃないんだ。見せたいものがあるんだ。」
と、外を見せるとちょうど格闘大会の真っ只中。
「これが見せたい物なのですか? 」
「実を言うとね、私の友人がねすっごい借金背負っちゃって。さっき言ってたその…。」
「ニャンドマ条約ですね。」
「でもね、ネギくんが借金は必ず返すって言ってくれたんだよ。」
佐々木まき絵がそういうとユエが沸騰してしまう。
「ど、どしたの!? 私言っちゃいけないこと言っちゃった!? 」
「そうではないのです。実を言うとユエさん記憶を失ってしまいその…ネギという人がヒントではないかと。それで努力して…。」
「そうなんだ…。でも、なんだか変わってないね。」
と、佐々木まき絵はにっこりするのだったが綾瀬夕映はなぜだかどぎまぎしたままだった。




「今度はどこへ連れて行くのですか? 」
「ナイショ。」
そういって二人を連れて来たのはオスティアでも一番の高台。
下を覗けば雲海が広がる。
「あのね…。みんなと離れ離れになっちゃってこのままもとの世界に帰れないんじゃないかと思っていたんだ。」
そのことを聞いたユエとベアトリクスは神妙な面持ちに。
「でもね、すっごくきれいな人に励まされたんだ"お前たちは自分の足があるんだから自分で歩け"って。」
言葉が出ないユエとベアトリクス
「だから、きっと帰れるって。ユエちゃんとベアちゃんもおいでよ。そうしたら案内してあげるからっ!! お友達もいるんでしょ? 」
「そうでしたね…きっと喜ぶですよ。」
「いいのですか? 」
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。みんな優しいから迎えてくれると思うよ。」
と、にっこりしていると風船がふわふわ。たぶん、どこかの子供が離してしまったのだろう。
「早くとりに行かないと!! 」
そういってベアトリクスが準備しようとするが、風船は佐々木まき絵の手元に。
「どしたの? 」
「ど、どうやって風船を!? 」
佐々木まき絵の片手にはリボンが。これで風船を取ったらしい。
「すっごく便利なんだよ。」
ニコニコしている佐々木まき絵に対してベアトリクスは目を点にしてしまう。
「どこかで…見たような気がするです…。」
「どうかなさったのですか? 」
「気のせいですよ。ビー。」
「その名前は!? 」
ビーと呼ばれて顔を真っ赤にしてしまうベアトリクスに対してきょとんとしてしまう佐々木まき絵
「ゆえちゃんも良かったね。友達ができて。」
「そ、そんな事!! 」
二人そろって顔を真っ赤にするがどこからか声がする。
「あー。ずるーい!! 」
まき絵もなにしているの〜。」
声をかけてきたのはコレット明石裕奈
コレットはユエとベアトリクスを。明石裕奈佐々木まき絵を探してばったり。
「そろそろお別れです。」
「でも、またきっと会えるよね。」
「そうですね。」
「絶対にですよ。」
そういって佐々木まき絵とユエとベアトリクスはにっこりするのだった。

補足
4回中3回目のまきゆえss
今回はベアトリクスがいます。ちなみにエミリィ・夕映は和泉亜子休載日で。


後、自分の足で歩けといったのは明石裕奈休載日ssでアリカさんが言ったせりふ。


次回は毎週ssのバカレンジャー。誕生日は近衛木乃香