村上夏美誕生日ss

と、言うわけで今日のメイン村上夏美誕生日ss。
いつもは目立たない彼女がとった行動とは
いつもどおり、ヨムヨム



"シンデレラになりたい"


とある日の教室。
村上夏美は教室の前のほうを見てどぎまぎ。
それは物怖じせずに授業をしているネギと周りにいるクラスメートたち。
「あのネギ君がなぁ…。」
深いため息をすると、誰かが声をかけてくる
「どうしたの、夏美ちゃん? 」
「あっ、ちづ姉。ううん、なんでもないよ。」
「うそついてる。」
と、おでこを突っつく那波千鶴
「何があったの? 私でよければ話し、聞くわよ。」
「あのね、ネギ君のことが気になるの。」
「ふーん・・・夏美ちゃんったら欲張りね。」
「どういうこと? 」
「小太郎くんだけじゃ物足りないんだぁー。まったく。」
と、やれやれといった顔をしている那波千鶴に対して村上夏美はジト目。
ちづ姉…意味わかんないよぅー!! 」
結局あしらわれることになるのだった。




「どーしよう。」
学校から戻り自室でくつろぐ村上夏美
しかしながらひとつのことで頭がいっぱい。
「ネギ君は私のことどう思っているんだろう…。」
ためしに聞いて見たいがネギの周りにはクラスメートがいつもくっついていてなかなか聞くに聞けない。
それでなくても自分にはとりえもないし、小太郎くんに代わりに聞いても軽くあしらわれるだけ。
すると、ひとつの考えが頭に浮かぶ。
「そうだっ。デートに誘えばいいんだ。」
とは言ったもののどこに誘えばいいのかわからない。また、そのことで頭を悩ます。
「うーん。ネギ君、普通のところじゃあきちゃうかなぁ・・・でも、子供だし、難しいのはだめだしかといって…。」
散々悩んだ挙句に目に入ったのはひとつのパンフレット。それは演劇部の先輩からもらった公演について。
村上夏美があこがれている人も出ている。
時期的に言えば1ヶ月先。
「そうだっ! ネギ君、英国出身だし、お芝居はわかるはず。もしかしたら、それで気が惹けるかもっ! 」
ただ、財布を開いてもお世辞にも自分の出す分で精一杯。
いいんちょに言えば出してくれるかもしれないけど・・・ここは私一人の力でがんばらないとっ! 」
そういって、翌日からバイトに精を出す村上夏美。もちろん那波千鶴雪広あやか、ネギには内緒。
魔法世界に投げ出されたときに和泉亜子の薬代を稼ぐために働いたことがあるので苦にはならない。それにデートのことを考えるとこれくらいは楽だった。
こうして、1週間前にはチケット代が手に入った。するとインターネットを使って券を予約する。すると村上夏美にある考えが。
「せっかくお芝居見に行くんだったら、確か…。」
公演時間を見ると16時から3時間。10時に麻帆良を出れば一本で渋谷まで出れて渋谷か原宿で少し遊んでその後にお芝居を見てどっかのレストランで夕食をとる。
「やれば出来るじゃん!? 私ってそんなにすごかったっけ? 」
「夏美さん、何か悪いものでも食べたのかしら? 」
「さあ? 」
と、同室の雪広あやか那波千鶴も首をかしげていたのであった。




「今日こそは・・・ネギ先生を・・・デートに誘うんだ。」
手元には演劇のチケット。どぎまぎする村上夏美
すると向こうからやってくるネギ。
「き、来たっ。あ、あの…。」
と、声をかけようとする村上夏美。ところが、当のネギには届いていない。誰かがさえぎったから
「ネギー。何、してんのー? 」
「あ、明日菜さん。どうかしたんですか? 」
「あっちゃー。」
顔に手を当てる村上夏美。しかし、今日だけはあきらめきれない。何度も機をうかがうがそのたびに誰かに邪魔をされる。
「ネギくーん。」
ネギ先生。」
「何をやっているんだ、ぼーや? 」
「むー。でも、あきらめない! 」
と、しつこくネギにアタックしようとするがなかなかつかまらない。いつもだったらあきらめるが今日だけはあきらめきれない。
そして、やっとのことでネギを捕まえた村上夏美
「あれ? 夏美さん、どうかしたのですか? 」
「あ、あのっ・・・。今度の日曜…暇‥ですか!! 」
顔を真っ赤にしながらもチケットを手渡す村上夏美。当のネギもきょとんとするがにっこり。
「あっ、日曜ですね。いいですよ。じゃあ、9時に麻帆良中央駅で待ち合わせしましょうか? 」
「良いんですか!! ありがとうございますっ!! 」
ネギにチケットを手渡すとそのまま駆け出してしまう村上夏美
するとネギに誰かが話しかけてくる
「どーしたのよ? 」
「あ、明日菜さん。ううん、なんでもないですよ。そうだっ。もうすぐ夕飯ですから早く戻りましょう。で、ないと木乃香さん心配しますよ。」
必死にごまかすネギを見て神楽坂明日菜はいぶかしげな顔をする
その一方で喜ぶ村上夏美
「やったぁー。とうとう・・ネギ君とデートできる!! 」
と、自分の部屋に戻ってクローゼットを開けるが愕然。
私服がない。厳密に言えば着ていく服がない
「せっかく、ネギ君とのデートなのにぃ!! 」
那波千鶴雪広あやかに言えば選んでくれるかもしれない。でも、あの二人には知られたくはない。
散々悩んだ挙句に、とあるところに向かう。
「んー。どしたの? 」
「あ、あの…まきちゃん、服。貸して!! 」
「??? 」
あまりのとっぴなお願いにきょとんとする佐々木まき絵
「どしたの? 」
「実は…。」
と、ネギとデートすることを話し出す。それを聞いた佐々木まき絵はびっくり。
「夏美ちゃんって意外と大胆なんだねぇー。いいよ。」
何とかに合う服を探そうとする佐々木まき絵。だが持っている服があまりにも女の子すぎて当の村上夏美が恥ずかしがってしまう。
「だめだよぅー。こんなんで恥ずかしがったら。ネギ君、ライバルいっぱいいるんだよ。それにとられちゃってもいいの! 」
なぜか熱弁をふるう佐々木まき絵
「えっ? そうなの? …がんばる。」
途中から和泉亜子も加わって似合う服を選び貸してもらう。すると和泉亜子がアドバイスをくれる
「夏美ちゃんがネギ君のことリードしたらええで。」
「でも…。」
「いつもどおりの夏美ちゃんだったら大丈夫やで。」
「がんばってねぇー。」
「夏美ちゃん。応援しとるで。」
「まきちゃん、和泉さん。ありがとっ!! 」
と、村上夏美はニコニコしていた。




そして、デート当日。
いても立ってもいられない村上夏美佐々木まき絵から借りた洋服で思いっきりおめかしをして誰にも知られないように駅へと向かう。
「なんだか、緊張して夜も寝られなかったよー!! 」
時計を見ると9時15分前。
「ちょっと、早いかなぁ…。」
しばらくするとネギもやってくる。
「あれ、夏美さん早いですね。」
ネギの見た目はまさに子供。それを見た村上夏美はくすくす。
「どうかしたんですか? 」
ネギ先生ってやっぱり子供なんだね。」
「夏美さんだって思いっきり子供じゃないですか」
二人で二人見つめ合わせてくすくす
「じゃあ、いこっか。」
「そうですね」
と、電車に乗り込む二人を追いかける怪しげな影が。
「そー言うことだったのね。」
「まったく、夏美さん何か隠し事していると思えば…。」
「あらあら。大胆なのね。」
「でも、良いんですか? こんなことして。」
「んなこと言うせっちゃんも興味あるんやないん? 」
後をつけているのは神楽坂明日菜雪広あやか那波千鶴桜咲刹那近衛木乃香
村上夏美からデートに誘われるネギを偶然に目撃してしまった神楽坂明日菜が問い詰めたのだが当のネギがはぐらかして肝心なことは聞けずじまい。
そのことを話すと村上夏美の行動が怪しいと踏んだ雪広あやかと珍しく馬が合い、後を追いかけることになった。そして片っ端から声をかけ、村上夏美が気になる那波千鶴とネギのことが気になる桜咲刹那近衛木乃香を誘うことにした。
それ以外はなぜか首を横に振るのが多かったが気にしない。
「早くしないと電車行ってしまいますよ。」
「そうでしたわ。」
と、電車に乗り込む5人。一方で村上夏美とネギはそんなことも露知らず、電車でわいわい
「ネギ君って・・・こういうの乗るの初めて? 」
「そんなことありませんよ。麻帆良に初めて来るのも電車だったし明日菜さんたちと遊びに行った時だって電車使いましたよ。」
ちょっと曇りがちになる村上夏美
「そ、そんなことないですよ。今日はせっかく二人きりになったんですから。」
すかさずフォローを入れるネギ。
「そうだよねっ。」
「なぁんか気に入らないわねぇ。」
それを隣の車両から見ている神楽坂明日菜は不機嫌。
「どうかしたの? 」
「あいつ。女の子に対してはいっつも八方美人なのよ。ったく。」
「それが気に入らないのですか? 私はそういうところ好きですけど。」
「せっちゃん、違うん。アスナ嫉妬しとるんや。」
「マッタク、明日菜さんと同感ですわ。」
「あら、今日はいつになく気が合うわねぇ。」
と、いつもはいがみ合っている神楽坂明日菜雪広あやかが握手をしているが二人はそんなことに気づかず電車は渋谷駅に
「すごい人ですねぇー。」
「びっくりしちゃった。」
ネギが時計を見ると11時前。
「せっかくだから渋谷の街、ふらふらしない? 」
「いいですね! 」
村上夏美に引っ張られて渋谷見物をするネギ。そろってCDショップに行く二人。
ネギ先生ってどんな音楽聞くの? やっぱりクラシックとか? 」
「そんなことないですよ。最近、いろんなの聞くようになりました。」
「こんどさぁ、お勧めの教えてっ。」
「いいですよ。」
今度は本屋に行ったり古着屋や雑貨店などをめぐる二人。そのあとをつけている5人。
「なぁんか気に入らないわねぇー。」
「全く持って同感ですわ。あれ? 」
周りを見回すと二人だけ。
アスナー。いんちょー。」
声のするほうに行ってみると近衛木乃香那波千鶴と顔を真っ赤にしながらちょっと後ろを歩く桜咲刹那
「どうしたのよー? 」
「あのね、刹那さん服持ってないということだったからぁー。木乃香と一緒に選んだの? 似合う? 」
「あ、あ、あ、ああ、あの…すごく恥ずかしいのですが…。」
「さ、桜咲さんっ!! そ、そそその格好はどうかなされたのですか!? 」
その格好はいつもの桜咲刹那からは想像も出来ない格好。雪広あやかは笑いをこらえる。
「と、とにかく、あとをつけますわよ! 」
神楽坂明日菜雪広あやかも平静を保つので精一杯だった。




ハンバーガーショップでお昼を食べる村上夏美とネギ。
ふと疑問に思ったのかネギに聞いてみる。
「あのね、ネギ先生…。」
「夏美さん、どうかしたのですか? 」
「私のことどう思っているの? 」
「すごくかわいいですよ。」
「ありがと。わたしね、すっごく不安だったの。明日菜さんみたいに格好よくもないし。ちづ姉いいんちょみたいに大人でもないし。胸だって洗濯板。そばかすにくせっけ。ネギ先生なんか私のこと…。」
「そんなことありません! 夏美さんは昔よりずっと輝いています!! 魔法世界に行ってから元気になりましたよ。」
と、熱弁を語るネギ。何故だかあっけにとられる村上夏美
「そう・・・なんだ。なんだか元気が出ちゃった。ありがとっ。ネギ先生。」
「そういえば・・・夏美さんって夢とかあります? 」
とっぴに聞かれた村上夏美は顔を真っ赤に
「あ、あの・・・私ね。女優になりたいんだ。舞台とか出ててね。お客様に感動を与えられるような女優に。」
「すごいじゃないですか!? 」
ネギ先生は? 」
「ボク、ですか? ボクはお父さんみたいな"偉大な魔法使い"になるのが目的なんです。と、言っても夏美さんにわかるかどうか…。」
「な、なんだかわからないけど、夢に近づけるようにがんばろうね。ネギ先生。」
するとネギが村上夏美に問いかける。
「あの・・・お願いがあります。」
「どうしたの? 」
「今日は・・・ネギ君って呼んでも大丈夫ですよ。」
「本当に!? 」
「だって・・・デートに誘ったの夏美さんのほうですよ。」
「ネ、ネギ君…ありがとっ。」
と、何故だか顔を赤らめる村上夏美。それをかなり遠くのほうから見ていた神楽坂明日菜はどぎまぎ。
「あのバカネギー!! 」
「それに乗ってしまう夏美さんも夏美さんですわ!! 」
「んな、二人とも、何やかわいいやない。」
「あらあら。」
どうも気に入らないのは神楽坂明日菜雪広あやかだけでほかの3人は和んでいる。
もっとも桜咲刹那はこういったことはないので一人顔を赤らめながらどぎまぎ
「せっちゃん、どうしはったん? 」
「な、何でもございません!! 」
すると二人が動き出す。たぶん、時間になったので下北沢へ向かうのであろう。
それを見て追いかける神楽坂明日菜たち
一方、下北沢に来てびっくりするネギ。
「なんかロンドンの下町って感じがします。」
「でしょ。ここはね。こーいう雑多なとこなの。私も最初は戸惑ったけど。」
「それよりも、時間…大丈夫なのですか? 」
時計を見ると14時半
「あのね。早く行っても劇場が開いていないの。それに…。」
「それに? 」
「今日はネギ君といっぱい話せてよかった。わたし、なんだか満足しちゃった。」
「夏美さーん!! 」
「あっ。そうだった。お芝居見に行くんだよね。」
やっとのことで劇場へと向かう。あまりの狭さにネギはびっくり。
「こんなに狭いんですか!? 」
「そうだよ。下北沢はこういった小劇場がいっぱいあるんだよ。もちろんそれなりに大きな劇場もあるけどね。」
「なんだかすっごく近いです!! ボク、こういったところ初めてなんです!! 」
「よかった。もうそろそろ始まるね。」
と、真ん中あたりに陣取る二人。そして何食わぬ顔でついてきた5人は一番後ろの席に。
そして舞台が始まる。内容は男女の青春群像劇。
その中に村上夏美が追いかけている椋木えりも。
「(あのひとが? )」
「(そう。まだデビューしたて何だけど何事にもひたむきなの。たぶんねすごい女優になれると思うよ。)」
「(夏美さんもがんばったらいいと思います。)」
と、一生懸命に見ていてあっという間にお芝居は終わってしまう。
「あーっ。面白かった。どうする、ネギ君…。」
振り向いた瞬間に凍りつく村上夏美。そこにいたのは雪広あやか那波千鶴神楽坂明日菜近衛木乃香桜咲刹那
「えっ!? 何で、いいんちょちづ姉が…。」
そのままぼーぜんとなったかと思いきやその場から走り去ってしまう。
「ちょっと、夏美さん、お待ちなさい!! 」
「ネギ、どーいうことなの!? 」
「聞きたいのはこっちのほうです!! 」
「どうしたんですか、ネギ先生? 」
「何で、ついてきたんですか! あなた達は夏美さんのがんばりを笑っている様なものなんですよ! 」
「で、でも…。」
「ボク、ちょっと夏美さんのことが心配だから後を追いかけます! 」
「私たちも…。」
「こないでください! 」
あまりにも鬼気迫るネギに何も出来ずに立ち尽くす5人だった。




そのころ村上夏美は近くの公園でしょんぼりとしていた。
「私って…どうしてこう詰めが甘いんだろう。みんなに恥ずかしいところ見られちゃった…。」
「どないしたん? 」
すると誰かが声をかけてくる。
「もぅー。笑いに来たんでしょ! 」
「何や、カリカリしとんなぁー。今までの夏美姉ちゃんの中で一番可愛かったで。」
暗闇の中から出てきたのは犬上小太郎。実を言うと小太郎も気になってついてきたのだった。
ただ、露骨についていくのはやめてそこらでふらふらしていただけ。
「昔の夏美姉ちゃんやったら絶対にそんなことできんかった。やっぱわいの事追いかけて正解やったなぁ。」
「だって・・小太郎君は、小太郎君は・・・。」
その後が出ずに抱きつく村上夏美
「アキラ姉ちゃんや亜子姉ちゃんも夏美姉ちゃんのこと感心しはったで"村上がいなかったらどうなっていたかわからなかった"てな。」
「あれは、あの・・その・・・。」
何故だかもじもじする村上夏美
「どうやったん、ネギに告白したんやろ? だめでもいいやん。大きな一歩や。」
「あれ、小太郎君、何でこんなところに? 」
何故だかいる小太郎を見てネギは首をかしげる
「なんやっていいやん。ワイはエスコート役や! 」
「本当は夏美さんの事好きなんでしょ? 」
と、小太郎をからかうネギ。小太郎のほうが目を点にする。
「な、なんやっていいやろ! ほら、おなかすいているんやろ。ラーメンでも食いにいくで! 」
「うん、いく、行く! 」
「あっれぇ。小太郎君、やきもち? 」
「うっさい! 」
と、二人を引っ張るように連れて行く犬上小太郎であった。
それからしばらくして犬上小太郎に声をかけられる村上夏美
「あっちづ姉がな。18時まで帰ってきちゃだめいうてたで。」
「そう…。わかった。どうせ部活もそのくらいになりそうだし。大丈夫だよ。」
そして、何事もなかったかのように部屋を空けると。いきなりクラッカーが鳴り響く
「夏美ちゃん、お誕生日おめでとー!! 」
「え? 何、何。意味がわかんないよー。」
「夏美さん、この前はあなたの気持ちを考えずに…。」
「で、みんなで考えたんだけどパーティ開くことになったん。」
「本当に。ごめん!! 」
「本当はわかっていたつもりだったけど…。」
「私たちが浅はかでしたわ。ああ、雪広あやか一生の不覚。どうか、こんな私を…。」
「で、どうだったの? ネギ君とのデート。」
「聞かせて、聞かせて? 」
と、集まったのは神楽坂明日菜雪広あやか那波千鶴近衛木乃香桜咲刹那と服を貸したりアドバイスをした佐々木まき絵和泉亜子。ネギに説教された雪広あやか那波千鶴がお誕生日会を開くと言うことで結局は落ち着いたらしい。
「結局、なんだか普通のトモダチづきあいになっちゃった。かな? 」
「でもいいなぁー。ネギ君とデートできるってめったにないんだよ。」
いぶかしげに神楽坂明日菜を眺める佐々木まき絵
「悪かったわねぇー!! 」
「でも夏美さん。今回は黙っていましたけど。正式なライバルとして認めますわ! 」
「また敵が増えちゃったねー。」
「いいわ。私に勝てるんならかかっていらっしゃい!! 」
「あらあら。なんだか敵が増えちゃったわねぇー。」
「どうして、どうしてこうなっちゃうの!? 」
結局いじられた挙句、目を点にする村上夏美だった。

補足
メインは村上夏美
サブは雪広あやか那波千鶴はいつも村上夏美と一緒にいるメンバーなのだけれどもなぜか神楽坂明日菜近衛木乃香桜咲刹那


絶対にこいつら、日常のことをわかってないだろ。特にこの3人はネギと絡みが多い3人


たまにはほかの人と絡んでくれ。
次回は…綾瀬夕映