那波千鶴誕生日ss

と、言うわけで麻帆良の年齢詐称o(うわなにをするやめ
ちづ姉の誕生日ss


桜咲刹那の時にはシリアスになるかもよ〜とは言っていたが・・・
ヨムヨム君で

"シアワセサガシ"


「ただいまぁ〜。」
学校の寮に帰ってくる那波千鶴を出迎える村上夏美雪広あやか。だが様子がおかしい
ちづ姉、最近様子がおかしいよ! 」
「いったい、何があったんですか? しっかりと話してください!! 」
疲れているのかそっけない那波千鶴
「ごめん…明日にして。」
そう言ってそのままベットに飛び込み寝てしまう。それを見て二人とも首をかしげる
「ちづるさん、何かを隠してますわ。」
「でも・・ちづ姉、絶対に話してくれないんだ。」
と、二人で顔をつき合わせてはため息をつく。
「仕方がありませんわ。夏美さんは明日ちづるさんから絶対に聞き出してくださいね。」
「私で役に立つかどうかわからないけど…。後小太郎君何か知っているかも知れないから小太郎君にも聞いてみるよ。」
「助かりますわ。明日、私は他の人を当たってみますわ。」
そう言って二人も寝ることにした。




「小太郎君…。」
「何や、夏美姉ちゃん? 」
翌日の昼休み村上夏美は弟でもある小太郎に那波千鶴の異変を尋ねにやってくる。
ちづ姉、私になんか隠し事しているような気がするんだけど…。」
「ふーん。確か、旅行の許可取りに言ったん時に千雨姉ちゃんの写真渡したのがまずかったかなぁ…。」
「どんなの、どんなの? 」
「いや、茶々丸姉ちゃんからもらったからワイもわからんやけど…。それで千雨姉ちゃんゆすったんでもちゃうかな? 」
ちづ姉ならやりかねない・・・」
と、いぶかしげに考え込むところに小太郎が聞き返してくる。
「何や、どうかしたん? 」
「あのね…。」
と、事の次第を話す村上夏美
「何や、そりゃ羽伸ばしたいことやてあるやろ。心配せんでええがな。」
「でも、何してるか気になるよ〜。」
とぽかぽか叩く村上夏美。と、そこに那波千鶴がやってくる。
「あら、夏美ちゃんに小太郎君。どうかしたの? 」
「ちょうどええとこにきたん。夏美姉ちゃんが気にしておったで。」
「うふふふ〜。」
と、ただならぬ気配で迫る那波千鶴になぜか目を白黒させておびえる犬上小太郎
「な、何や、その目は!? ワイ、何もしてへんって!! 」
と、そのまま逃げ出してしまう。
「ち、ちづ姉・・・。」
「どうかしたの、夏美ちゃん? 」
「ねぇ、いつも土曜と日曜いないんだけど…。」
「うーん…。」
少し考え込む那波千鶴
「夏美ちゃんにはまだ早いかもね。」
ちづ姉、答えになってないよ〜。」
結局、またたぶらかされた村上夏美であった




ネギ先生? 」
意を決して雪広あやかネギ先生のところへと向かう。
いいんちょさん、どうかしたのですか? 」
「ちづるさんの様子がおかしいのです。土曜日どっかに行かれたかと思われると日曜日の夜までかえって来ない。もし、何かに巻き込まれていたかと思いますと・・・」
と、事の次第を話すとネギも考え込んでしまう
「…そうですか、那波さん僕がいない間に何があったんでしょう。僕もすべてを見ているわけじゃないんで…。」
ネギ先生、何とかしてください。」
「と、言われましても…。」
「手がかりだったらありますわ。」
と、ネギに1枚の写真を渡す。
「これは…。」
「私もお会いしたことがありませんですけど、なんでも"谷本安衣"と言う偽名を使っているとか…。」
それを見たネギは何かを考え込む。
「わかりました。なんか引っかかる点があるので僕も協力します!! 」
ネギ先生。お願いしますわ!! 」
そういってそのまま立ち去る雪広あやか。考え込むネギ。
「僕がいない間に那波さんに何があったんだろう・・・。証拠は1枚の写真と"谷本安衣"という名前…」
考え込むが意を決したようにとある場所へと向かいノックする。
「どうしたんだい、ネギ君? 」
「朝倉さん…。」
向かった先は報道部室。そこにいたのは朝倉和美。ネギは朝倉和美に1枚の写真を手渡す。
「この人の素性を調べてほしいんです。名前は"谷本安衣"さん。」
「ふーん…。」
渋い顔をしたかと思えばにっこりする朝倉和美
「こういうことをするのはジャーナリストの仕事とは違うけど、任しといて。でも…。」
「でも? 」
「ただでは受けられないなぁー。やっぱそれ相応の報酬がないと。」
「食券100枚でどうですか? 」
「よし、乗った! じゃあ、夜までにでも調べておくよ。」
「ありがとうございます! 」
「…それと、あんまりくよくよするんじゃないよ。」
「ありがとうございます。」
とりあえず素性は朝倉和美に調べてもらうとしたが、問題はその後。どうやって説得をするか・・・。ふとネギの頭にひとつの考えがよぎる。
「そうだっ! 」
向かった先は麻帆良大工学部の研究室。そこにいたのは葉加瀬聡美
「あれ、ネギ先生。どうかなさったのですか? 」
「葉加瀬さん…変声機ってすぐに作れます? 」
変声機ですか? あっ、そういえば…。」
と、がさごそ探す葉加瀬聡美。取り出したのは蝶ネクタイ型の変声機。
「まだ、試してはないのですが…。あ、これ説明書です。」
その場で試してみるネギ。
「これで、十分です。」
「後…。」
と、出してきたのは腕時計と子供用のシューズ。
「は、葉加瀬さん。どうかしたんですか? 」
「えっと、これが腕時計型の麻酔銃と一瞬だけフルパワーが出せるシューズです。もちろんサイズはネギ先生用に合わせておきました。」
ネギの静止も聞かずずらずらと力説する葉加瀬聡美
「葉加瀬さぁーん!! 」
見た目は子供、頭脳は大人。その名も…。」
「僕、名探偵じゃありません!! 」
とっさのことに口をふさぐネギ。しょげる葉加瀬聡美。とりあえず物は借りれたので携帯電話でとあるところに電話をする
予想に反して電話に出たのは佐々木まき絵
「もしもしー。」
「あっ。まき絵さんですか。僕です、ナギです。」
「あっ。ナギさん。この前は、その…」
ナギと聞いて恐縮する佐々木まき絵。やはり奥底で和泉亜子の邪魔をしたことを気にかけていたらしい。
「そんな、かしこまらないでください。実は和泉亜子さんにお願いがあるんのですが…。」
「亜子、今いないの。ごめんね。」
「あっ。いいです、いいです。亜子さん日曜日空いているかなぁと思ったのですが…。」
「じゃあ、そのこと伝えとくね。」
「申し訳ございません。まき絵さんも一緒に来ます? 」
「私は、亜子の邪魔になるからいいよ。」
「じゃあ、また別の日になんかおごりますよ。」
「わかったぁー。じゃあね。」
と、電話を切る。しばらくするとまた電話が鳴る。
「もしもし? 」
電話の相手は朝倉和美
「私。谷本安衣さんの正体わかったよ。」
「本当ですか? じゃあ、今からいきます。」
と、スタバの奥まった席で落ち合うネギと朝倉和美
「聞いて驚くんじゃないよ。」
ごくりと息を飲むネギ。
谷本安衣さんの正体は・・・年齢詐称薬で変装した千鶴さん。」
「ええっ!! でも、何で年齢詐称薬なんか…。」
「ちうちゃんをゆすって手に入れたらしいの。何やっても黙秘していたけど写真ばら撒くといったらすべて吐いてくれたわ。」
「朝倉さん…。」
「どうも、都内のホテルに出没しているらしいよ。何をしているかまではわからないけど。」
「何でそんなことを…。」
「さぁ。」
「で、今週はどこに行くか、わかります? 」
「これ…。」
1枚の紙に書かれていたのはホテルの予約シートがプリントアウトされていたもの。
「ありがとうございます。あっ、これ報酬です。」
「サンキュ。あと、あんまり悩まないほうがいいよ。確かに31人全員に目は届かないかもしれないけど、そんなにやわな連中じゃないさ。」
「わかりました。僕が那波さんを元に戻して見せます。」
「がんばんなよ。」
「ハイ! 」
と、朝倉和美から資料をもらってネギはスタバから出て行くことにする。その数時間後には和泉亜子からオッケーだという伝言が留守番電話に入っていたのであった。




とある土曜日のホテルのプール。谷本安衣がすぅーっと泳いで悠々と一往復して帰ってくる。
もちろんその招待は年齢詐称薬で化けた那波千鶴。アルバイトをしたお金をためてはこうしてホテルでのんびりと過ごしている。
同室の雪広あやか村上夏美には申し訳なく思っているが…。大人の世界に味をしめた那波千鶴にとってはやめられない。
プールサイドで日光浴をしながらにっこり。
「さて、ちょっとウィンドウショッピングにでも行きますかな。」
と大人の格好に身を包んだ谷本安衣が向かったのは銀座。それをつけている一組の男女。
「あれが・・千鶴さん? 」
「今は千鶴さんではなくって谷本安衣さんですけどね。」
つけているのはナギと和泉亜子。本来であれば日曜に待ち合わせしましょうという予定だったが土曜日に会いたいと言い出してしまったために急遽二人でつけていくことになった。
無論ナギとしてもそっちのほうがありがたい。
「何でそんなことを・・・。」
「わかりません。でも、つけてみればわかるはずだと…。」
と、つけられていることを気づかず谷本安衣はウィンドウショッピングを続ける
ブティックから化粧品店とめぐり、少し喫茶店で休憩し。またウィンドウショッピングをしたかと思えばホテルのレストランで夕飯を取って部屋へと戻る。そして、きわどいドレスに着替えたかと思えばそのままバーへと向かう。
バーのカウンターで一人飲む谷本安衣
「うふふっ。明日はどうしようかしら〜。」
しばらくするとグラスが渡される。谷本安衣も首を傾げるばかり。
「あちらからです。」
谷本安衣が目を向けるとそこにいたのは一人の青年。
「あら? 」
谷本安衣さんですよね。」
「あらあら。」
「きれいだなぁとおもいまして・・・よければご一緒に飲みません? 」
「あらあらあら。よろしいですけど? 」
とバーのカウンターで一緒に飲むナギと谷本安衣。それを後ろから眺めている和泉亜子
「ナギさん、大丈夫やろか? 」
そんな和泉亜子の心配をよそに二人で飲み進めていく二人とも互いの素性は知らないが何か引っかかるものがあるのかニコニコしながら互いにつぶれるのを待っている。
まさに腹の探りあいに和泉亜子ははらはら。
二人で飲み進めていくがやっぱり先につぶれてしまったのはナギ。ニコニコする谷本安衣をよそに慌てふためく和泉亜子
「あっ、ナギさんがつぶれてもうた。そういえばこんなん預かったやけど…。」
と、腕時計。ぱかっと開くと照準になる。
「も、もしかしてこれって…。」
ナギから預かったものは腕時計・・かと思えば麻酔銃。慌てふためきながらも谷本安衣に照準を合わせて麻酔銃を放つ。
ぷすっ。
「あら・・・。」
気がつかなかった谷本安衣はそのままばったり。すかさずナギを起こしに向かう和泉亜子
「ナギさん・・大丈夫? 」
「さすがに相手のほうが飲み慣れています。亜子さんがいなかったらどうなっていたかわかりません。とりあえず・・・。」
「とりあえず? 」
「水をください。まだ頭がふらふらします。」
そのことを聞いてすっころぶ和泉亜子だった。




「ちづるさん、ちづるさん。」
「ん・・・。」
ちづるが目を覚ますとそこにいたのは一人のお兄さん。
「あ、あれ? 」
気がつくと背が縮んでいる。明らかに何かをされた。
「僕のこと、わかります? 」
「ナギさん…何したんだよー!! 」
ぽかぽかナギの事をたたくちづる
「じゃあ、何で千雨さんゆすってあの薬、手に入れたんですか? 」
「それは、その…。」
と、口をつぐんでしまったちづる。
「まったく、朝倉さんから聞いたときには焦りましたよ。年齢と名前偽って遊んでいるなんて…。そんなに背伸びしなくてもいいのに…。」
「だって、だってぇ!! 」
「まったく、少しお仕置きをしないといけませんね。とりあえず、これ着てください。」
と、手渡されたのは明らかに子供服。それを見てそっぽを向いて膨れるちづる。
「やだ。」
案の定拒否するちづる
「どうなったん? 」
入ってきたのは和泉亜子。部屋の中には子供服を見て嫌がるちづるとニコニコしながらも頭を抱えるナギ。
「ちづるちゃん。これ着るのいやなん? 」
と、たずねると刻々うなづくちづる。
「じゃあ、お姉ちゃんが着替えさせたろか? 」
和泉亜子にパジャマを脱がされるちづる。
「…わかった。」
と、しぶしぶ子供服に袖を通すちづるだった。




和泉亜子とナギにぶら下がるちづるは相変わらずふてくされたまま。
「そんなに子ども扱いされるの、嫌なん? 」
うなづくだけのちづる。
「だってぇー。あの中にたくさん子供なのいるもん。風香ちゃんとか史伽ちゃんとかまき絵ちゃんとかのどかちゃんとか・・・。」
「でも、背伸びなんかしている人なんてあの中にはいないって子供先生が言ってましたよ。」
「そうなの、そうなの? 」
「今日くらいは甘えてもええんちゃう? 」
「お姉ちゃんは何なのよー!! 」
「亜子さんは僕の大切な・・友人です。」
「ちづるちゃん、よろしゅうに。」
「う、うん。」
と、相変わらず正直になれないちづる。ついた先は観覧車。
「乗ろう。乗ろう。」
「はいはい。」
3人で乗り込んで遠くの景色にはしゃぐちづる。
「お兄ちゃんたちも見ないの? 」
「ハイハイ。」
なぜかはしゃぐちづるにぼーぜんとするナギと和泉亜子
観覧車から降りると二人を引っ張っていくちづる。
「ねぇねぇ、あれ乗りたい! 」
と、指差した先はメリーゴーランド。
「ちょっ。ちづるちゃん、ナギさんと一緒に乗るん? 」
それを見てにっこりするちづるに目を点にする和泉亜子
「だ、だめやて!! 」
「なんで? 」
「も、もしかしてナギさんと…。」
「それがだめなの? 」
和泉亜子は何を想像したのか顔を真っ赤に。すかさずナギがフォローを入れる
「じゃあ、2回乗りましょうか? 」
「わぁーい。」
「とりあえず、二人でじゃんけんしてください。」
じゃんけんをした結果負けたのはちづる。ナギと和泉亜子が楽しくメリーゴーランドを膨れながら眺めている。
終わって戻ってきたかと思ったらナギに抱きかかえられるちづる。
「今度はちづるさんの番ですよ。」
「やったぁー!! 」
と、二人でメリーゴーランドに乗りナギが後ろに乗っているのもあるがやけににこやかなちづる。
降りてすぐに顔を真っ赤にする
「どうしたん? 」
和泉亜子にたずねられても恥ずかしくてものが言えない
「おなか、すいたんですよね。」
ナギの問いかけにうなづくちづる。
「ほな、お昼にしよか。」
と、つれられてレストランに入るが出てきたものにまた膨れるちづる。
目の前にはお子様ランチ。
「食べるの? 」
「お似合いやで。」
ちづるの前にはお子様ランチ。お子様扱いされることを嫌がるちづるは食べようとしない。
「じゃあ、あーんしてください。」
と、ナギに言われるまま口をあけるとお子様ランチを食べさせてもらえた。にっこりするちづる。
「何や、結局食べたんやない。」
ジト目になる和泉亜子
「そ、そんなことないよ!! 」
と、恥ずかしながらしぶしぶお子様ランチに手をつけるちづるだった。




「ちづるちゃん、何で、お子チャマ扱いされるの嫌なん? 」
「え? 」
公園のベンチでアイスクリームを食べながらちづるに聞いてみる和泉亜子
やはり、話したくないのか黙り込んでしまうがぼそぼそっと話しはじめる。
「だってぇー。あやかも夏美ちゃんも私の事頼ってくるんだよ。それなのに、ウェールズに行ったら…。」
「夏美ちゃんしっかりしてたで。うちも世話なったん。感謝しとるで。」
「ほんとに? 」
こっくりとうなづく和泉亜子
「それだけじゃないの。あの体形にコンプレックスあったの。みんな年相応に見てくれなくって。お姉さんとか…。」
「お姉さんとか? 」
「私ももう少し年相応に見られたかったの! 」
「妬いてたん? そんなことないで。確かに大人っぽく見えるけどちづるちゃんはちづるちゃんやで。」
「ほんとう、ほんとうに? 」
何度も問いかけるちづるにうなづくだけの和泉亜子。そのうちに泣き出してしまう。
「よしよし…。」
しばらくしてナギも戻ってくる。
「あっ。ナギさん、ちょうどいいとこ戻って来たん。」
「ちづるさん、どうかしたのですか? 」
事の次第を話す和泉亜子。それを聞いたナギも納得する。
「なんとなくですが‥気持ちはわかります。千鶴さん、一人空回りしていたんですね。」
すると泣きじゃくっているちづるの頭をなでてあげる。
「泣いても良いんですよ。泣きたいときに泣かないと・・・笑えなくなりますから。」
「ナギさん・・亜子ちゃん・・ありがと。」
「ほら、そろそろ始まるで。」
しばらくすると花火が打ちあがりちづるも泣き止んで花火を眺める。
「きれい…。」
「冬に見る花火もええもんやで。」
「さすが、亜子さんですね。」
「んな。パンフ見てたらちょうどやっていたん。」
感心するナギをよそににっこりする和泉亜子。花火が終わるころにはちづるは和泉亜子の膝枕ですやすや。
「ちづるちゃん、疲れてたん。」
「そりゃ大人から子供ですもの。これで、少しはおとなしくなると思いますよ。後、お願いできますか? 」
「わかったで。」
そういって二人でニコニコしているのであった。




「ちづるさん! 」
ちづ姉ちづ姉! 」
那波千鶴が気がつくと寮の自室のソファーベッドの上。周りにいるのは雪広あやか村上夏美
「まったくどー言うことなんですか!? しっかりと説明してください!! 」
「それは、その…。」
言葉に詰まってしまう那波千鶴
ちづ姉らしくないよ! 」
と、反対に村上夏美にしかられてしまう。
「夏美ちゃんも成長したのね。うふふっ。」
それを聞いてジト目になる村上夏美
「まったく、夏美さんに説教されるなんてちづるさんらしくありませんわよ。しっかりなさい。」
「‥そうね。私もしっかりしないとね。」
とにっこりする那波千鶴を見てほっとする村上夏美。すると大きな箱が目に入る。
「あらあらあら。あやか、あれ、何かしら? 」
「さあ、さっき、宅配業者が来ておいていかれましたわ。なんでもちづるさんにプレゼントとか。」
「誰からかしら? 」
と、近づくとカードが1枚"Happy Birthday for千鶴 fromナギ&亜子"と書かれていた。
「(あの二人ね。)」
そして封を開けると大きいクマのぬいぐるみが入っていたのであった。

シリアスになりませんでした。


と、いうか流れとして那波千鶴の様子がおかしい→谷本安衣という偽名を使って遊んでいる→年齢詐称薬でネギも変身し説教すると言うのが大まかな流れだったのですが。ちなみに谷本安衣の初登場は毎日ネギま! リターンズ〜那波千鶴編〜です。そして、ロリちづると和泉亜子が。
ちづるはカルミナ・プラーナの2回目に出てくる、別荘にいる精霊という設定だったのですが・・・。まあ、最近の流れとして小さくなることがブームらしいのでそれに乗ったと言う事で。後、ナギといえば和泉亜子。お似合いのパートナーというかマイブーム。和泉亜子にも幸せになってほしいし・・・。まき絵はやっぱり気にかけているけどそれはまた別のはなしで


次回は長谷川千雨誕生日ss。予告しておくとあまり誕生日に関係ないのとあの4連作*1で出てきた少女が新メンバーを連れて出てきます。


こう、ご期待。

*1:鳴滝史伽長谷川千雨→Evangeline.A.K.McDwell→宮崎のどか