誰得? 将棋ニュース7月31日号

対局が多かったので簡単に
1.第25期竜王戦決勝トーナメント
1組5位の三浦弘之八段と4組優勝し緒戦で大石直嗣四段を破った稲葉陽六段が対戦し相居飛車の展開だったが三浦弘之八段が勝ち下位全滅の結果に


2.第53期王位戦七番勝負第2局
羽生先勝で行なわれ第2局は藤井九段が先手番になり藤井九段の四間飛車で進み2日目でペースを握った藤井九段が115手で勝利し五分の成績に


3.第6回朝日杯将棋オープン
24日に中尾敏行五段と石橋幸代女流四段が対戦矢倉模様に進み102手で石橋女流四段が勝利。午後に野月浩貴七段に挑んだがこちらは野月七段が勝利。
26日に上田初美女王と前田祐二八段が対戦上田女王が三間飛車に振る前に前田八段が角交換を仕掛け炎上しそのまま前田八段が押し切る結果に


4.第71期順位戦B級1組
26日に行われ行方尚史八段、鈴木大介八段、広瀬章人七段が3連勝。2勝1敗で4人並ぶがいまだ勝ち星なしも5人いるとか。


5.第2期女流王座戦決勝トーナメント
24日に里見香奈女流4巻と西山朋香奨励会2級が対戦。西山2級がゴキゲン中飛車を選んだと思えば里見女流4冠がは超速▲3七銀というお約束の展開から里見ペースになり押し切り。先に勝ちあがった清水市代女流六段と対戦することに
26日に島井咲緒里女流二段と中村真梨香女流二段が対戦。中村女流二段が三間飛車を選択し形勢不明の展開になったが2六香と受けて一気に中村ペースになり勝利。次戦で上田初美女王と本田小百合女流初段の勝者と対戦することに


6.第62期NHK杯将棋トーナメント
平藤眞吾七段と阿久津主税七段が対戦。平藤七段がひねり飛車を選択したが阿久津ペースになり112手で阿久津七段が勝利。阿久津七段は次戦で中田宏樹八段と対戦することに


7.第6回大和証券杯ネット最強戦
1回戦で中村太一六段、2回戦で糸谷哲郎六段を破った羽生善治2冠と1回戦で広瀬章人七段、2回戦で三浦弘之八段を破った郷田真隆棋王が対戦。郷田棋王先手で相居飛車なのだがお互いハイペースで進み終わってみれば133手で郷田棋王が勝っている結果に。決勝は佐藤康光王将と豊島将之七段との勝者に