誰得? 週刊将棋ニュース7月16日号

予定には入ってなかったけど女流王座戦本戦が開幕。1回戦6試合が終わり2回戦のカードは中村真梨花ー島井咲緒里、上田初美岩根忍の勝者ー本田小百合か伊藤沙恵、里見香奈ー西山朋佳、中井広恵清水市代
朝日杯中継が入ったのは2局、藤倉勇樹五段ー清水市代女流六段は藤倉五段勝ち*1、山本真也五段ー長谷川優貴女流二段は山本五段勝ち


女流名人戦がシステム変更A級のみにして2期かけて5名+予選のみの方式に


1.第71期順位戦C級1組
10日に第2節が一斉に指され。2連勝だけでも11人、1敗に12人が並ぶ大混戦。今期昇級した中村太一六段は勝ったものの阿部健次郎五段は稲葉陽六段に負けて1敗。船江恒平五段は千葉幸生六段に負けて2連敗という結果に。


2.第53期王位戦七番勝負第1局
10・11日に松本市で行われ羽生善治王位に藤井猛九段が挑戦。羽生先手で藤井九段四間飛車藤井システムを展開し1日目は駒組みで終了し2日目に…と思いきや66手千日手。先後交換で展開的には千日手局と同じだったが100手で羽生善治王位が先勝


3.第25期竜王戦決勝トーナメント
渡辺明竜王への挑戦者をかけた竜王戦決勝トーナメントが2局。12日に1組3位の飯島栄治七段と2組優勝の佐藤天彦七段の対戦。飯島先手で横歩取りの展開だったが終始飯島七段ペースで進み93手で勝利
13日に1組2位の山崎隆之七段と1回戦で藤井猛九段にかった豊島将之七段が対戦山崎先手出会い係線になり形勢不明の展開になったものの161手で山崎七段が勝利。次回山崎七段と飯島七段が対戦し勝ったほうが挑戦者決定戦に進出


4.第62回NHK杯将棋トーナメント
ネット最強戦を優勝した菅井竜也五段と予選を勝ちあがった杉本昌隆七段が対戦杉本七段先手で居飛車を選択し菅井五段はゴキゲン中飛車になるがこちらも二転三転しすぎもと七段が攻めたものの金を寄る手が不調で菅井五段が逆転したものの杉本七段の王が詰まず115手で杉本七段が勝利し三浦弘之八段と対戦することに


5.第6回大和証券杯ネット最強戦
1回戦で広瀬章人七段に勝利した郷田真隆棋王菅井竜也五段に勝利した三浦弘之八段が対戦、三浦八段が先手で郷田棋王が角換わりの将棋になり形勢不明の展開が続くが一応三浦八段が優位に進めたものの郷田棋王が2七飛車を打ち込み一気に逆転し140手で勝利準決勝で羽生善治2冠と対戦することに



*1:その後負けたが