Pink Generation〜少女たちのジダイ〜Vol.30"四葉五月の場合"

クラスメート編は次回でラスト。今日は四葉五月。なんか四葉と聞くと某シスプリのチェキっ子を思い出してしまうのですが(まて
しかも四葉は苗字で五月が名前とはどんな子だよとツッコミをw
別名、コアラ(こら


実際問題一度もssを書いてないわけで。絡みがあったのは鳴滝史伽葉加瀬聡美

とある日のこと。
高森聖奈は明石裕奈から相談を受けていた。
「あれ? 明石さんじゃない。どしたの? 体型のこと、それとも父親? 」
と、からかうと明石裕奈はグーでパンチ。
「違うって。奈津美の事なんだけどさぁー。」
「渡辺さんのこと? 」
「最近さぁー。部活にも顔出してないんだよねぇー。」
それを聞いた高森聖奈も真顔に。
「私も聞きたいんだけど、そのことになると口をつぐむんだよねぇ。」
「そうなんだ。なんか心配だから聞いといて。」
「わかった。」
とは言うものの渡辺奈津美とは他愛も無いことは話すのだがいざ肝心なことになると口をつぐんでしまい聞き出そうとすると脅されるのか中々聞けずじまいになってしまうのだった。




「どうしよー。今日も奈津美さんは部活どっか行っちゃうし、中々聞けないよー。」
と、放課後の教室でうなだれる高森聖奈。
中々口を割ろうとしない渡辺奈津美に高森聖奈もどう接していいかわからないというのが本音。
「なんかいい方法…。」
と、考え込んでいると何かにつつかれる。振り向いても形跡はない。
ジト目になってドアの方を振り向くと手招きしている人影が。
「ったく、何よ!! 」
といってみるとそこにいたのは古菲葉加瀬聡美
「聖奈、元気ないアルヨ。ドシタネ? 」
「もしかして…渡辺さんのことですか? 」
「な、何でわかるの!? 」
「まあ、なんとなくですけどね。でも、科学の力を使えばわからないことはありませんから。」
勝ち誇る葉加瀬聡美を見て高森聖奈はため息。
「それよりも会わせたい人がいるネ。聖奈もついてくるといいアル! 」
と、古菲が半ば強引にひっぱりたどり着いたのは1台の屋台の前。
「いらっしゃいませ。あっ。始めまして。」
とコック姿の女性がにっこりするが高森聖奈はまた考え事を。
「どうかなさったのですか? 」
「…この人も中学生? 」
「五月に失礼アルよ! 」
「…そんな事ないですよ。」
と、四葉五月はにっこりして古菲をなだめる。
「えっと…怒らないの? 」
その光景を見ていた高森聖奈はぼーぜん。
「…はい。怒ったところでいい事ありませんし、見方は人それぞれですから。」
と、にっこりして料理を出す。
「いいの? 」
「聖奈も疑り深い人ネ。」
と、古菲がジト目に。とりあえず出された料理を食べる高森聖奈。
「あっ、おいしい。」
「ありがとうございます。そういってくれると嬉しいです。」
と、四葉五月はにっこり。しばらくすると高森聖奈は何かを思い出したのかわなわな震える。
「何かあったの? 」
「今日の夕飯当番…わたしだった。」
「そういうことでしたら、私も手伝いますよ。」
「良かったですね。」
「五月は料理うまいから手伝ってもらうといいネ! 」
「…そういうことじゃないのですが…。」
と、何故か頭を抱えていた高森聖奈だった。




「そういえば…なんか聞きたいことがあったとか…。」
次の日の放課後、教室から外に出ると待ち構えていたのは四葉五月
もちろんこんな場所だと誰に聞かれているのかわからないと思った高森聖奈は四葉五月を抱きかかえようとするが持ち上がらない。
「すいません少し努力してください…。」
そういうと何故か膨れる四葉五月
「もう少しデリカシーを持ってください。じゃあ、これでどうですか? 」
と、高森聖奈におんぶする形になると、高森聖奈は左手を壁につけて姿を消す。
そして、誰も来ない場所へたどり着くが四葉五月は首をかしげたまま。
「こういうことをする必要が…あるのでしょうか? 」
「本当だったら五月さんを巻き込みたくなかったんだけど古菲さんからいろいろ聞いて五月さんなら大丈夫かなぁ…と。」
「どういうこと…なのですか? 」
「この学園を狙っている組織があるんだ。それが"世界樹の枝"で、渡辺はたぶん世界樹の枝のメンバーなんだ。」
「渡辺さんですか…。」
渡辺の名前を出すと四葉五月も考え込む。
「何か知ってるの? 」
世界樹の枝がらみじゃないのですが、昔渡辺さんにあったことがあります。川越の駅で。」
「もしかして、それって…。」
「はい。」
それは四葉五月超鈴音が買出しで川越に向かってその帰りのこと。
なんだか騒がしいので向かってみると麻帆良学園の制服を着た中学生と男性がやりあっているがどうにも男性の方が分が悪い。じっと見ているとつかみかかってホームに。
「止めないとイケナイネ。」
と、超鈴音が割って入る形になり四葉五月はそれについていくことに。
「何をやってるネ。」
「こいつがバスケ部の子痴漢したんですよ! で、問いただしてもしらばっくれるだけで痛い目に合わそうかと…。」
「それはよくないネ! 」
「じゃあ泣き寝入りしろっていうんですか! 」
超鈴音に歯向かうが四葉五月がその中学生をにらむような目で見つめる。
「…報復は私は良くないと思います。」
そういうとその中学生も折れることに。
「…わかったわよ。」
と、その中学生もおとなしく鉄道警察官に引き渡すことに。その合間に超鈴音はバスケ部の子に聞くことに。
「あの人、誰ネ? 」
「渡辺奈津美さんで・・・確かに正義感も強いんですけどちょっとブレーキが利かないというか…この前も変な人に絡まれていたのを助けてくれたんですけどぼこぼこにしたとか…。」
「危ない人ネ。」
「でも、普段は優しい人なんですよ。」
それを聞くと超鈴音四葉五月に声をかける。
「せっかくだからバスケ部の子に夕飯に招待するネ。」
「それはいいですね。」
超鈴音の提案に四葉五月もにっこりしたが四葉五月は渡辺奈津美のことがずっと気になってしょうがなかったのだった。
「と、言うことがあったんです。」
「昔、春日さんに聴いたことがあったんだけど今やっぱり聞くと恐ろしい…。」
と、わなわな震えるが四葉五月はにっこり。
「大丈夫ですよ。でも、渡辺さんは寂しいかも…。」
「どうすれば…。」
「高森さんが強い意志を持って渡辺さんに接していけば変わるはずです。」
と、にっこりしているだけだった




「渡辺、話したい事があるんだ」
「どしたの? 」
高森聖奈は意を決して渡辺奈津美に尋ねてみることに。
「明石さんが部活にきていないって聞いたんだけど。」
「別の集まりに出ていて伝えていなかったんだ。ゆーなに悪い事しちゃったかなぁ。」
「なら、いいんだけど。」
「あとさぁ…。」
「どしたの? 」
「もしかしたら、わたしこの学園去るかも。」
その言葉に高森聖奈はショックを隠せないのだった。

補足
走りは明石裕奈で出てきたのも古菲葉加瀬聡美とか。絡繰茶々丸が出てくれば現メンバー勢ぞろいなのですが茶々丸さん出すぎで自重(汗


ちなみに古菲は自分のアーティファクトでつついてます。どんだけ器用なんだよwww
そして超鈴音の話がなかったのでここで超鈴音がでています。まあ、四葉五月はそばでみているだけなので・・・ってそれでいいのか!?


次回、ザジーでクラスメートはラスト。
明日は明石裕奈誕生日。木曜日がネギま!ツッコミ(たぶん