Pink Generation〜少女たちのジダイ〜Vol.29"雪広あやかの場合"

いよいよ物語も終盤に!! 
残るはあと3人とラスト1話。
んでもって今日は雪広あやかの回


いいんちょでお金持ちだとか。リーダーシップもあるのですがボクはどうも佐々木まき絵失格のトラウマが。


いまだに許してませんが*1
誕生日と休載日のみ。絡んだのが神楽坂明日菜村上夏美佐々木まき絵
あれ? 


そんな事はさておき生徒会室に逃げ込んだ高森聖奈…

「何でこんなところにいらっしゃるのですか? 」
九条梢は高森聖奈が生徒会室にいることに対して首を傾げていた。
「今日、なんも無いんでしょ? ちょっとだけいさせて!! 」
「何があったのですか!! 」
「C組にA組の人が来るの!! ほとんどが無許可でお構いなしに。長瀬さんは許可取ってるみたいだけど。」
と、泣きながら九条梢に泣きつく高森聖奈を見て九条梢はなぜだかあきれ返る。
「全く、ミイラ取りがミイラになるとは情けないですわね。本当はそれが目的ではないのですか? 」
高森聖奈が来た目的を知っている九条梢は一応激を入れる。
「あっちの方が一枚上! 何とかして!! 」
「まあ、こっちの方としてもほとほと迷惑してますので何とかしてもらいますわ。」
「ほんとに!? 」
そういうと九条梢は携帯電話を取り出しどこかへと電話をする。
しばらくすると金髪の女性がやってくる。
「あら、九条さんではありませんか。どんなご用件ですか? 」
「雪広さんに言っても申し訳ないのですが、最近あなたのクラスの生徒が無断で入り込んでいるようですわ。私としても迷惑なので止めてもらえるように言ってもらえますか? 」
九条梢から言われた雪広あやかは頭を抱えてしまう。
「そうですか…。わかりましたわ。私のほうから強く言っておきますわ。全くネギ先生がいるというのに情けないというか。もう少しデリカシーというものを持っていただきたいですわ。」
「あらあら。」
と、声が聞こえると思えば雪広あやかの後ろにいたのは那波千鶴。どうやらついてきたらしい。
「千鶴さん!! 」
「あらあら、生徒会長さんにあやかがそろって何を話していると思えば。」
「人事みたいに言わないでください!! 」
「あらあら。」
「あらあら言わないでください! 」
「うふふ。」
「うふふもいけません!  」
「あらあら。」
「千鶴さん!! 」
九条梢も雪広あやかも頭を抱える中、那波千鶴はニコニコしているのだった。
もちろん、高森聖奈は存在を隠してやり過ごしているだけだった。




「少しは静かになった…かな? 」
雪広あやかに言ったのが通じたのかC組にA組の人が入り込んでくることも無く。高森聖奈はほっと胸をなでおろす。
「とはいってもまだまだ解決しなければいけないことは山積みなんだから。」
と、放課後になって教室から出ると神楽坂明日菜が恨めしそうな目をして待ち伏せ
「か、神楽坂さん!? なんでここに!? 」
いいんちょが入っちゃいけない言うからここで待っていたんだけど、それが? 」
「で、今日は何の用? わたし忙しいから…。」
と、逃げようとするが強引につかむ神楽坂明日菜
「最近付き合い悪いんだから、今日はとことん付き合ってもらうわよ!! 」
「だから、何を!? 」
「あんたもいろいろあるんでしょ? だから手伝うのよ!! 」
「神楽坂さん!! 何をしてらっしゃるのかしら!? 」
と、叫び声がするので振り向くと雪広あやかの姿が。
「この前言ったはずですわよね? 他のクラスに入り込むのは迷惑だからおやめなさいって。」
待ち伏せするのはいいじゃん。」
「いけません!! 」
「何よー。いいじゃん、別にー。」
「それにその人も迷惑していらっしゃるのですからおやめなさい!! 」
「高森さんは別よ。」
「なんですってぇ、アスナさんにいつから百合に目覚めたのですか!? 」
「ショタのあんたに言われたくない!! 」
「なぁんですってぇ!! 」
「何よー!! 」
と、神楽坂明日菜雪広あやかでにらみ合いが始まり高森聖奈は目を点に。
「と、とにかく、やめさせないと!! ほら、二人とも。」
と、止めようとした高森聖奈だったが割って入ろうとした瞬間二人から攻撃を受けて卒倒。
「あんたがいけないのよ!! 」
「先に攻撃したのはアスナさんですわ!! 」
と、二人で言い争っているのだった。




「…お気づきになられましたか? 」
「あれ、ここは? 」
「保健室ですわ。ちなみに他の人は入ってこられないように鍵を閉めましたわ。」
誇らしげに言う雪広あやかを見て高森聖奈は苦笑。
「…思ったんだけど、何で、神楽坂さんとけんかするの? そんなに仲が悪いの? 」
「そんな事ありませんわ!! 」
高森聖奈が言うと雪広あやかは否定。
「さっき会ったときもいやそうな顔をしていたし雪広さん見たときも…。」
「腐れ縁ですわ。」
腐れ縁と言い切る雪広あやかを見て高森聖奈はジト目に。
「どのくらい? 」
「小学校のときからですわ。」
「そうなんだ。」
「全くアスナさんといえば会えばけんかで全然成長なさらない。私の苦労も考えてほしいですわ。」
「・・・本当はさぁ、仲がいいんじゃないの? 」
高森聖奈がつぶやいた瞬間に雪広あやかはびっくり。
「な、何を根拠におっしゃるのですか!? 」
「本当に仲が悪かったら口なんか聞かない筈だけど? 」
「…アスナさんは昔外国からやってきたそうで身よりも友達もいなかったそうですわ。だから友達になってあげたのですわ。」
「そうは見えないけど…。そうなんだ。」
「昔はもっとネクラでしたわよ。今はただのおせっかいになりまして。」
「そうなんだ。」
と、雪広あやかの話を聞いている高森聖奈。すると雪広あやかはこんな事を切り出してくる。
「そういえばネギ先生が辞めさせられる話を風のうわさでお聞きになられましたけど? 」
それを聞いた瞬間に高森聖奈は真っ青に。
「えっと…なんで知っているのでしょうか…。」
「ええ、風のうわさですわ。でもネギ先生はきっちりやっていらっしゃいますわ。それに…。」
「それに? 」
「私はネギ先生を愛してらっしゃいますわ。それをやめさせようなんてとんでもないこと、この雪広あやかが命をかけてお守りいたしますわ!! 」
と、聞いて高森聖奈は開いた口がふさがらない。と同時に激しくドアを叩く音が。
「あ、開けたほうが…。」
「叩いている人はわかっていらっしゃいますわ。このままほっときましょ。」
と、無視する雪広あやかだったがそれすらも無視し神楽坂明日菜が扉を蹴破って入ってくる。
「なぁにやってんのよー!! 」
アスナさんには関係ない話ですわ!! 」
と、またにらみ合いになる神楽坂明日菜雪広あやか。それを見た高森聖奈はぼそり。
「けんかするほど仲がいいってこういうことなんだ。」
「「そ、そんな事!? 」」
と、二人そろって否定するのだった。




それからしばらくたったある日、教室の外に出ると雪広あやかが。
「あれ、雪広さんどうかなさったのですか? 」
「この前はとんでもない姿をお見せしてしまいまして…。」
「別に、気にしてないので。」
と、あっさり。
「で、その後私なりに調べましたところ。どうも"世界樹の枝"がこの学園を狙っていると聞きましたけど? 」
それを聞いた瞬間高森聖奈は真っ青に。
「何か隠し事でも? 」
「大変なことに巻き込まれるけどそれでもいい? 」
「その覚悟はできていますわ。」
そういうと左手を壁に当て雪広あやかごと消える高森製奈だった。

補足
神楽坂明日菜とのカップリング。
ボクはこのコンビがお似合いだと思っているのですが。


ちなみに千鶴さんのあらあらうふふいっていいんちょがあらあら禁止というのはいいんちょの中の人である皆川順子さんがARIAにでていて晃さんがアリシアさんに対して言ったこととか…


すさまじく古いのですが。
次回四葉五月。明日は大河内アキラ誕生日でネギま!ツッコミは金曜日。ちなみに毎週ssは明石裕奈誕生日の関係で火曜日になりまする

*1:なのでボクは裏でやっているSKE48の番組を見ていますが