Pink Generation〜少女たちのジダイ〜Vol.14"早乙女ハルナの場合"

毎週ssも14週目
そろそろどこかでまとめを作らないと…


今週は早乙女ハルナ
ハルナは誕生日、休載日、この系ssに登場しているもののクラスメートとの絡みが作りづらいクラスメートとかw


絡むのも大概宮崎のどか綾瀬夕映で変化球だと朝倉和美に。

「高森さん、こんなところにいたのですか。」
「どうしてここが? 」
綾瀬夕映が高森聖奈を捜して見つけた先は屋上。
「教室にいなかったので探してしまったです。」
「でも、何でここが? 」
「なんとなくです。」
そういって綾瀬夕映はもじもじ。
「それよりも高森さんに会ってもらいたい人がいるです。」
「私に? 」
「ハルナって言う友人なんですけど…。どうもいぶかしげに見ているです。一度会ってもらえないですか? 」
一瞬凍りつく高森聖奈。
「…それでよければ良いけど? 」
「感謝するです。」
と、恐縮仕切りの綾瀬夕映に高森聖奈はひとつの冊子を渡す。
「これは・・・? 」
麻帆良学園の欠陥なんだって。」
「・・・まあ、この学園にはまだまだ隠されていることが多いです。でもこれはアングラな雰囲気がするです。どこで出されたのでしょうか…? 調べておくです。」
「で、でも!? 」
「多少の危険なら慣れているですよ。」
と自信たっぷりに言う綾瀬夕映を見て目を点にする高森聖奈。
「違うでしょ。今日は…。」
「そうでしたね。たぶん、日曜日であれば暇なはずです。」
「わかったわ。じゃあ、ハルナさんに話を付けといてね。」
「わかったです。」
そういうとなぜだか二人そろってどぎまぎしているのだった。




「へぇー。あんたがゆえの言っていた友人? 」
「友人ってほどでも…。」
早乙女ハルナからそういわれて高森聖奈はたじたじ。
「なんだか毎日探していたわよ。」
そういわれると高森聖奈はジト目に。
「で、この私がゆえの代わりに遊ぼうって計算なのよ。」
「そうですか。」
と、高森聖奈はジト目だが早乙女ハルナをしげしげと眺める。
「な、何見てんのよ。」
「ハルナさんって…かわいいよね。」
高森聖奈がにっこりした瞬間、早乙女ハルナは目を点に。
「ちょっと、どういうこと?! 」
「単にもったいないだけって。」
そういうと高森聖奈は早乙女ハルナのめがねを取り上げてしまう。
「ちょっと、何すんのよ!! 」
めがねを取り上げられた早乙女ハルナは周りが良く見えないのか周りをきょろきょろした挙句に高森聖奈に寄りかかってしまう。
「綾瀬さんから聞いたとき結構強気だと聞いたけど? 」
「あんたがめがね取り上げたからでしょ!! 」
「でも、きれいな瞳。」
高森聖奈が言うと早乙女ハルナが顔を真っ赤に。
「これだと、不便だから何か考えないとね。」
と、にっこりするのだった。




「これで…どうかしら? 」
「全く…。」
「でも、きれいだね。」
と、めがねの代わりに渡されたのはコンタクトレンズ
「でさぁー…。」
「どうかしたの? 」
「ゆえがあんたの事気になるんだってさ。」
「へぇー…って。何で? 確か、ネギ先生のことがすきでどうしたらいいかわからないと相談はされたけど…。」
「で、どうしてハルナさんが? 」
「気になるのよ。」
と、迫ってくる早乙女ハルナ
「え、えっと。ハルナさんはネギ先生のことどう思っているの? 」
「え? 」
とたんに顔を真っ赤にする早乙女ハルナ
「綾瀬さんはネギ先生の事すきなんだけれども友達と奪い合うのがいやなんだってさ。」
「私は隠し事しているのは良くないんじゃない? アドバイスしたんだけど? 」
「もしかしたらハルナさんもネギ先生の事好きなんじゃないの? 」
言われた瞬間に早乙女ハルナは沸騰。高森聖奈を殴り飛ばす。
「んなガキ好きになるほうがおかしいって!! 」
「そうだよね。」
「ったく、変なこと言わせるんじゃないの。」
「そうだ、せっかっくだからどこか遊びに行かない? 」
「おっ。いいわねぇー。」
とたんにいつもの調子を取り戻す早乙女ハルナだった。




「で、綾瀬さんがネギ先生がすきといっていたけどその相手は? 」
スタバでコーヒーを飲んでいるときに高森聖奈は聞いてみることに。
「のどかなんだけどさぁー。」
「そういえば綾瀬さんからも同じ事聞いたような…。どういう人? 」
「すっごくどんくさいわよ。」
「はぁ…。」
「どんくさいわりには危険を顧みずずんずん突き進んじゃってさぁー。全く私から見ていてもひやひやものだよー。」
早乙女ハルナが説明しても全くぴんと来ない高森聖奈。
「まあ、ゆえもネクラだけどのどかも同じくらいだよ。でも相手に回すとすっさまじく恐ろしいから用心するんだね。」
「う、うん…わかった。」
とは言うものの人物像がつかめない高森聖奈。
「あっ。ハルナ。そんなところに居たんだー。」
と、間延びした声が。駆け寄ってきたのは本を抱えている前髪で目を隠している少女。
「おっ。いいところに来た。この人が友人ののどか。この人は高森さん。」
「はじめましてー。宮崎のどかですぅー。」
「は、はじめまして。」
と、宮崎のどかは深々とお辞儀。つられて高森聖奈もお辞儀。
「あなたが高森さんですね。ゆえゆえから話は聞いてます。」
「よろしくね。」
と、高森聖奈はにっこり。
ゆえゆえから高森さんのことすごく素敵な人って聞いてます。変な人だったらどうしよーって思ったんですけど…。」
「わたし、変な人? どうして? 」
高森聖奈は宮崎のどかに対して首をかしげる
「なんとなく思っただけ。」
その答えに高森聖奈は目を点にして早乙女ハルナはなぜだか怪しく微笑む。
「もしかして宮崎さんって…。」
「ああ見えても魔性の女だから気をつけたほうがいいわよ。」
「ひどいですー!! 」
高森聖奈は半分納得したが宮崎のどかは慌てふためいたのだった。




それからしばらくたったある日。屋上で空を眺めていると誰かが声をかけてくる。
「なぁんだ、こんなところに居たんだ。」
「あれ、ハルナさん。まだめがね? コンタクトのほうがかわいいのに。」
声をかけたのは早乙女ハルナ
「いいの。それよりもゆえから聞いたわよ。なんだか麻帆良学園の欠陥について調べているんだって? 」
聞いた瞬間のけぞる高森聖奈。
「そう、この学園には私たちの知らない秘密がまだまだあるのよ!! 」
「声が大きい!! 」
とっさに早乙女ハルナの口をふさぐ高森聖奈。
「このことは秘密にしといて。」
「わかった。でも面白いから私も手伝うわよ。」
と怪しく微笑む早乙女ハルナを止める手立てがなく高森聖奈は頭を抱えるだけだったのは言うまでもない。

補足
図書館探検部の3人娘が登場
と、言っても宮崎のどかは担当回はかなり先なのですががが(爆


いつもはいじる役なのですがいじられるほうに回ってもらいましたw
めがね取ったほうがかわいいのはお約束ですwww


ただ、ハルナの場合は伊達メガネ疑惑も(汗
次週、桜咲刹那。ただ2日が長谷川千雨とかぶっているので1日になる可能性も


その前に那波千鶴誕生日とネギま!ツッコミが