朝倉和美誕生日ss3"君がいるから"

久しぶりの誕生日ss
1月〜2月が修羅場でこのあとは桜咲刹那那波千鶴長谷川千雨
毎週ssは古菲近衛木乃香桜咲刹那早乙女ハルナ


今回は報道部のエースにして白き翼の情報収集担当の朝倉和美
だけれども、風のアーウィンクルスの襲撃にあって彼女も生死不明に…


ちょっとだけ去年夏に書いた早乙女ハルナssを引き継いでます。

と、ある日の放課後朝倉和美は誰かに呼び止められる。
「ちょっといいかなぁー。」
「ん? どしたの、パル? 」
呼び止めたのは早乙女ハルナ朝倉和美は話を聞くことに。
「あんたもネギ君の事好きなんでしょ? 」
それを聞いた瞬間なぜか目を点にする朝倉和美
「どういう風の吹き回し? 」
「あんたこの前のこと忘れたのかー!! 」
と首を絞めて振り回す早乙女ハルナ。この前のことというのは早乙女ハルナがデートするところに朝倉和美が割って入ったときのことらしい。
「ちょっと、タンマ、タンマ! 」
壁をばしばしたたく朝倉和美
「で、ハルナはわたしとネギ君に何をしてもらいたいわけ? 」
「デートよ。デート。」
それを聞いた朝倉和美は目を点にしたのは言うまでもない。




「デートかぁ…。」
デートといわれた朝倉和美は頭をかきかき。
「うーん。困ったなぁ…。」
ネギとデートといわれても思いつくことがない。むしろ、ネギをいじるほうがすきな朝倉和美は悩んでしまう。
「そうだっ。そういう時は…。」
と、おもむろに電話する朝倉和美
「あっ。お話があるって聞いたんですけど…。」
おもむろに呼び出されたのは宮崎のどか。ネギのことが一番好きなクラスメートであるというのは知っている。
「ねぇねぇ、ネギ君とどんなことして遊んでいるのぉ? 」
朝倉和美からつつかれた瞬間に宮崎のどかは目を点に。
「えっと…ネギせんせーはいつも優しい人ですよ…。」
「そういうことを聞いているんじゃなーい!!! 」
と、首をゆする朝倉和美
「あ、あの…デートのことですよね。」
「そう。」
「わたしだけじゃ無理だからゆえゆえに作ってもらっているの。」
それを聞いた瞬間に朝倉和美はぼーぜん。
「もしかして、宮崎はネギ君の事取られてもいいの? 」
そういって宮崎のどかを突っつくと宮崎のどかはもじもじ。
「えっとー。そのー。あのー。」
なぜだか顔を真っ赤にする宮崎のどか
「それで、よくネギ君の事すきになれるねー。せっかくだから一緒に遊ばない? 」
そういうと宮崎のどかはうなづくのだった。




「どうか…したのですか? 」
「宮崎って魔性の女って言われているのになんか子供っぽいんだよねぇー。」
「朝倉さんまでひどいですー!! 」
といぶかしげに見つめる朝倉和美に対して慌てふためく宮崎のどか
とりあえずブティックに行って宮崎のどかに服を選んであげることに。
もちろんコーディネートに困る朝倉和美
「確かにアキラが強引にゴスロリ着せたって言っていたけどこれは悩むわー。」
「??? 」
「そうだっ!? 」
「どうかしたのですか? 」
と、強引にひん剥くと下着から化粧までコーディネートすることに。もちろん前髪は束ねてポニーテールに。
気が付くと大人の女性に。
「これが…わたしですか? 」
宮崎のどかは目を白黒。朝倉和美はにっこり。
すると宮崎のどかがこんな事を。
「お礼にわたしが朝倉さんにお似合いの服を選んであげますから。」
「わ、私はいいから!! 」
朝倉和美の叫びをよそに勝手にコーディネートを始める宮崎のどかだった。




「何でこんな格好…。」
宮崎のどかのコーディネートは宮崎のどかがしている格好そのもの。
もちろん、朝倉和美のトレードマークであるニワトリみたいな髪型も解かれ普通にポニーテールに。
朝倉和美はそれが気に入らないらしいが宮崎のどかはにっこり。
「朝倉さん、お似合いですよ〜。」
そういわれて朝倉和美はなぜだか目をそらす。
「どうしてそんなに嫌がるんですか? 」
「いいじゃない、そんなの。」
とふてくされるが手には仮契約カード。散々な目にあっている朝倉和美はしゃべることに。
「みんな大人に見るんだよねぇー。まあ、もともと人の秘密ばっかり知っているのもあるのかなぁー。」
「それだけですか? 」
「宮崎はさぁー。いつまでも純真なままでいいなぁーって。同じ15歳には思えないなぁー。」
としみじみ。
「…そんなことないですよ。」
「??? 」
「わたしもネギせんせーと一緒になってからいろいろなこと。経験しましたから。」
「いや、そういうことじゃ…。」
「それに今のクラスメートも楽しいですよ。」
と、にっこりされて返事に困る朝倉和美
「朝倉さんはネギせんせーのこと。すきじゃないんですか? 」
「いや、その、それは…。」
宮崎のどかからとんでもない質問をされて慌てふためく朝倉和美
ところが宮崎のどかはこれ以上の深入りをすることをやめてにっこり
「すきって事話したらみんなに知れちゃいますからねぇー。これは朝倉さんと私だけのヒ・ミ・ツ。」
「宮崎ってまっすぐなんだねぇー。」
「それが、わたしの取り柄ですから。そうだっどこかで遊びませんか? 」
「おっ。いいね。じゃあ、ボーリングかカラオケでも行かない? 」
「わたし…カラオケがいいですぅー。」
と、二人で仲良くカラオケに行くことにしたのだった。




それからしばらくしてネギとデートすることになった朝倉和美は麻帆良中央駅で待ち合わせ。
「朝倉さーん。お待たせしましたー…ってどういう風の吹き回しなんですかー!! 」
朝倉和美の格好を見てびっくり。いつもはラフな格好をしている朝倉和美がファンシーなワンピースを着ているから。
「ん? いいじゃない。そんなの。それともこういう格好嫌い? 」
「いや、そんなことじゃないんですけど。いつもの朝倉さんじゃ…。」
「たまにはいいでしょ!! 」
と、ネギの頭をぐりぐり。
「でも、かわいいですよ。なんだか朝倉さんの別の面が見れたような…。朝倉さんにもこういう乙女心持ち合わせていたんですね。」
と、言われると朝倉和美も顔を真っ赤に。
「…あんがと。で、今日はどこ連れて行ってくれるの? 」
「せっかくだから、遊園地行きません? ぼくジェットコースターのりたいなぁ…。」
「はいはい。」
そういうと朝倉和美はネギの手を握るのだった。

補足
朝倉和美×宮崎のどか
ただ、呼び方を知らなかったのでネギま!Bibleを引っ張り出して調べていてそのついでに朝倉和美のことを調べていたら結構私服はラフらしい…


と、言うわけでファンシーになりました(何
朝倉和美のファンシー姿は想像ができません


次回、毎週ss古菲


某所に私信
>ボクです。