Pink Generation〜少女たちのジダイ〜Vol.11"釘宮円の場合"

年内最後。
最後は釘宮円


実を言うと誕生日2回書いているんですよ。
他に絡みはないのですが(ぇ

それは放課後のこと
「一緒にお茶しない? 」
と、柿崎美砂から誘われた高森聖奈と渡辺奈津美はお茶をすることに。
「で、"逆光源氏計画"はすすんだの? 」
と、渡辺奈津美が皮肉るように言うとか柿崎美砂は渋い顔。
「中々ネギ君と一緒になれなくてね〜。」
「まあ、いいじゃない。時間はあるんだし。」
「そうだよね、そうだよね! 」
「何励ましてんのよ! 」
と渡辺奈津美はジト目に。
「あっ。そうだ。あってほしい友人がいるんだけどさぁ…。」
「友人? どっち? 」
「なんか悩んでいたけど? 」
「ずいぶんそっけないんだね。」
「あっそう。まあ、聞いても仕方ないもんだし。わたしたちじゃあ傷のなめあいにしかならないから。」
と、半ばあきらめ気味のか柿崎美砂を見てなぜか苦笑いする渡辺奈津美と高森聖奈だった。




「柿崎さんの交友関係って? 」
「チアリーディングつながりとデコピンロケットで和泉さんくらいかなぁ…。」
「…あの人? 」
と、渡辺奈津美に尋ねると首を振る。
「亜子じゃないし。桜子は悩み抱えるような人じゃないから…。」
と、待ち合わせているとショートカットの女の子がやってくるが見た感じ和泉亜子と違ってさばさば。
「なぁんだ、釘男じゃん。」
「オトコじゃない!! 」
釘男といわれて否定する釘宮円
「じゃあ、くぎみん? クギミー? 」
「どっちもだめ!! 」
「悩み抱えているって釘宮さんが。そうには見えないけど? あっ。もしかして男に見えるとことか? 」
高森聖奈に止めを刺されてがっくりする釘宮円
「半分あたり…。」
「すごいじゃない。」
と、感心する渡辺奈津美。
「じゃあ、まつ屋行こうか? 」
「もしかしてあしらわれてる? 」
と、なぜか高森聖奈に助けを求める釘宮円。助けを求められた高森聖奈はなぜだか頭をかきかき。
「まあ、まつ屋は後でにして。どこか遊びに行かない? 」
「いいじゃん、どこ行く? 」
と、高森聖奈の提案になぜか乗り気な渡辺奈津美と釘宮円だった。




「で、なに悩んでいるの? もしかして、オトコノコに見えること? 」
改めて釘宮円に尋ねる渡辺奈津美。すると首を振る釘宮円
「そんなことじゃないんだ。もういじられるのはしょうがないかな。」
「もしかして、あきらめている? 」
さらにつつくと否定する釘宮円
「なんというか…美砂も桜子もすごいぶっちゃけちゃってさ…。」
「自分もぶっちゃければいいじゃない。なんか地味だし。」
「地味じゃない!! 」
「ふーん…でも、もったいないと思うよ。」
そういわれるとなぜだか顔を真っ赤にする釘宮円
「…もったいない? 」
「だってさ、渡辺が言っていたけどさ男って言われるんだよ。」
「そう? 」
「もっとさぁ、女の子っぽいことしたら? 」
「たとえば? 」
「うーん…髪を伸ばしてみる! 」
それを聞いた瞬間なぜだか噴出す釘宮円
「わたしが髪を伸ばすって…そんな単純なことで女の子っぽく…。」
「試してみたら? 」
と、そこへ渡辺奈津美が。
「二人そろってどしたの? 」
「渡辺はさぁ…髪伸ばしたほうがいいと思う? 」
釘宮円の問いかけに渡辺奈津美はきょとんとしてしまう。
「…想像できない。」
そのことに対して釘宮円は微笑んでいるだけだった。




それからしばらくして不思議な顔をして柿崎美砂がやってくる。
「円がさぁなんかイメチェンはじめたんだけど、どー言う風の吹き回し? 」
「いいんじゃない? 女の子だし。」
と、高森聖奈はにっこり言うのだった

補足
年内最後はgdgdでした。
と、言うか最近出てきていないのでどういう風に書けば…


年明け1発目はくーふぇい
ここからストーリーも動くと思います(何


あと、年明けは朝倉和美誕生日も…