綾瀬夕映誕生日ss4"Begginer"

地獄の4連荘の2個目
いちばん大変なのは和泉亜子誕生日です。まあ最も毎週ssの柿崎美砂も大変ですが。*1


綾瀬夕映綾瀬夕映であってユエは認めません(何
そんな綾瀬夕映の物語。

それはとある日のこと
部活を終えて寮に戻ると誰かが息せき切って走ってくる。
そして、そのまま激突してしまう。
「痛たた…。こんな時間に何のようですか? 」
「あ、綾瀬さんにお願いがあるんだ。」
ぶつかってきたのは村上夏美
「お願い…ですか? 」
「今度の舞台の脚本を…書いてほしいんだ。」
それを聞いた綾瀬夕映は目を点に。
「何で、わたしに? 」
「ほら、綾瀬さん本読むの好きだし、いろいろ部活にも参加しているし、何よりも…。」
そういうとなぜか顔を真っ赤にする村上夏美
「何よりも? 」
「いろいろな経験しているからいいかなぁ…とか思って声かけてみたんだけれども…。」
「これも何かの経験です、わたしでよければ受けるですよ。」
承諾するととたんに明るい顔になる村上夏美
「あ、ありがとー。」
そういうとそのまま自分の部屋に戻っていく村上夏美だった




「とは言うもののわたしは演劇に関しては全くの素人です。」
とか言いながら向かったのは演劇部。どういうのか見ておきたいらしい。
「失礼するです。」
と丁寧にノックして明けると何人かの部員と一緒に村上夏美が練習している姿も。
もちろん、いきなりの訪問に村上夏美もびっくり。
「あ、綾瀬さん!? どうしてここに。」
「わたしは演劇というのを知らないのです。せっかくだから…。」
「そうなんだ。いきなりでごめんね…。」
とか言っているが綾瀬夕映の周りに人だかりが。部外者が来るのがよっぽど珍しいらしい。
「ひとつ疑問に思ったのですが…。」
「どうかしたの? 」
「てっきり衣装とか着て練習していると思ったのですが…。」
部員とか見てもTシャツにスパッツという格好に綾瀬夕映はどぎまぎ。
「そうだ! 綾瀬さんも練習参加してみる? 」
「な、何を言うのですか!? わたしはただ脚本を書くために見学に来たのであって…。」
と、言うと周りがにっこりして綾瀬夕映もTシャツとスパッツ姿に。
着替えさせられて綾瀬夕映も観念。
「声だしからしますよー。」
と、綾瀬夕映も練習に付き合うことになったのだがその後の運動でとんでもない目にあったのは言うまでもない。




「散々な目にあったです。わたし演劇部をなめてかかっていたです…猛省せねば。」
と、部屋に戻るとなぜだか早乙女ハルナが。
「そういえばゆえは夏美ちゃんに頼まれて演劇部の脚本書くんだってぇー。」
「な、何で知っているのですか!? 」
とんでもないことをさらりと言って綾瀬夕映は目を点にしてのけぞる。
「風のうわさよ。それよりも困っているんじゃないのかなぁー? 」
核心をつかれると綾瀬夕映はもじもじ。
「…書き方を教えてほしいです。絵本と書き方が違って苦労しているです。」
「はいはい。で、話とかは決まってるの? 」
そう尋ねると構想だけはあるらしい。
「ストーリさえ決まれば後は簡単よ。ほら、ゆえならできるんだから。」
「なんだか優しいです。何か悪いものでも食べたのですか? 」
「だぁー。少しは相談に乗ってあげようというのにひねくれているのよー!! 」
「あうあう〜。」
と、いつものようにぐりぐりされる綾瀬夕映。内容は夢に向かってがんばる女の子とそれを支える友達の話。
何とか書き上げ村上夏美に見せる。
「ほ、本当に書き上げたの? 綾瀬さんすごーい!! 」
「な、何とかがんばったです…。」
と、恥ずかしがる綾瀬夕映。そして脚本を読みながら村上夏美はぼそり。
「あのさぁー。せっかくだから…綾瀬さんも舞台、出てみない? 」
「えっ!? 」
村上夏美に突拍子もない提案に綾瀬夕映は目を白黒。
「えっと、どういう風の吹き回しでしょうか…それに脚本家が舞台に立つなんて…。」
「そんなものだよ。先輩の公演だって脚本書いて舞台に立ったこともあるし小さい劇団ならなおさらだって。」
そういわれると綾瀬夕映も考え込む。
「夏美さんや他の人たちに手伝ってもらえるならばわたしもがんばるですよ。」
「そうだよ、何事も経験だよ。」
と、村上夏美はにっこりするのだった。




綾瀬夕映が書いた脚本を村上夏美が所属する演劇部の先輩に見せたらにっこり承諾してもらい演出や衣装などは手伝ってくれるらしい。
とは言うものの練習は大変で毎日へとへとに。
「なれないことで大変です…。」
と、そこに村上夏美が。
「大丈夫? 」
「は、はい。皆さん優しくて助かるです。でも、村上さんはすごいです。」
と、言うと村上夏美はなぜか恥ずかしがる。
「そんなことないよ。だって、練習は大変出し中々主役になれないしさ。それよりも綾瀬さんのほうがすごいよ。」
「どういうことですか? 」
「だって、頭もいいし、魔法も使えるし、かわいいし。わたしなんかさぁ…。」
とため息をつく村上夏美を見て慌てふためく綾瀬夕映
「そ、そんなことないです。ここまで来るのにわたしだって努力したです。それだけでなくってたくさんの人がいたからです。そういった人たちがいなければわたしはここまでこれなかったですよ。」
「…それはさ、ネギ先生も含まれるの? 」
それを聞いて今度は綾瀬夕映が慌てふためく。
「な、何を言うのですか!? 」
「で、どうなの? わたしは小太郎君がいるからさぁー。」
「…わたしにとってもう手が届かないのかもしれないです。」
と、あきらめかけたときに村上夏美は立ち上がる。
「それでいいの? 何があったか知らないけどあきらめるのはもったいないよ!! 」
「村上さんに言われるとは思ってもなかったですよ。」
もじもじしながらもにっこりする綾瀬夕映。そして綾瀬夕映も立ち上がる。
「もしかしたらネギ先生や他のクラスメートが見に来てくれるかもしれないです。そのためにもがんばるですよ。」
「そうだね。」
と二人で練習に戻るのだった。




そして練習を重ねいよいよ公演に。
「やっぱり…緊張するです。」
すると傍らに村上夏美が。
「きっと大丈夫だよ。そのために練習したんだからさ。」
すると村上夏美ににっこりする綾瀬夕映
「それもこれも村上さんがいたからですよ。」
そういって二人で舞台に上がるのだった

補足
タイトルはAKB48ですが、何か(ぇ
じゃなくってオーソドックスに綾瀬夕映ががんばるお話
実際にこういった形式であるかどうかは微妙なのですが(汗
但し…サブは村上夏美
今現在で絡みがあるかないかなのですが綾瀬夕映×村上夏美はほぼスタンダードになりつつあります(何


異論は認めません(激しくまて
次回は毎週ssの大河内アキラネギま!ツッコミ→誕生日和泉亜子の順番
はっきり言って…死ぬ。

*1:そして今日拾われないとか