あるじゃーのんに花束を

土曜日の鈴きんさんのラジオで綾瀬夕映は魔法使いとして成長したが何かを大切なもの失ったような気がすると書いたら
つっこまれたw


ちなみにこんなシーン

まき絵:「最近のゆえちゃん、おかしいよ! みんな心配しているんだよ! ネギくんや本屋ちゃんやパルだって・・・。それだけじゃないよアスナや長瀬さんやくーふぇだって心配していたし、アキラや亜子やゆーなやちづるさんや夏美ちゃんや千雨ちゃんだって・・・。」
夕映:「でも、私は、何も思い出せないです! 別人のような私をクラスメートたちには見られたくないです! 私なんか、私なんか・・・。」
佐々木まき絵ss"かみさまおねがい"より

ちなみにこれを書いたのはまだコレットが犯人だとわかっていなかったときだったw
個人的にはコレットをつるし上げたいw


記憶を失う前の綾瀬夕映は天才とは言えずハードルがあったらすべて倒してでも進みそうな感じがする。たとえば7巻の綾瀬夕映は眠気眼をこすってもネギについて行き、どうしたら仮契約できるのですかと聞いて帰すといって顔を真っ赤にしたりするほど純情だったりする。それ以外にも愛を知らない犬上小太郎をつるし上げたりするシーンなどアスナとは違う色を出していた。


もうひとつ純情だなと言うエピソードを上げるとすれば麻帆良祭でネギの悩みを聞くシーン。そのとき宮崎のどかに告白されてどうしたら良いかと相談されて綾瀬夕映は待った方が良いと進言。しかし、それは自分も好きになったと言う裏返し。理論だけ知っていて経験が足りない典型的なキャラクターだった


しかし、魔法世界への渡航・フェイトに襲われてバシルーラされアリアドネーに飛ばされて記憶喪失になりすべてが変わった。
彼女は何かを見つけるためにあえて過酷な戦乙女騎士団に飛び込み努力を重ねついに候補生にまで上り詰めた。
しかし、そこにいたのは天才としての綾瀬夕映*1でありドジで純情な綾瀬夕映は影を潜めていた。麻帆良学園にいたときとはまるで別人で宮崎のどかが問いかけてもその瞳は冷たいもの。


総督がネギに言っていたように平和な学園に戻って何が出来るの? と、言うのは綾瀬夕映にも言える。
記憶を戻しても日常は帰らない…。
どうしたら宮崎のどかにもエミリィにも納得のいく答えが見つかるのだろうか? 

*1:放棄レースのvsタカトカゲがその典型的な例