TRPGから見たネギま!

と、言うわけでやっとこさ本題。
本来ならこむちゃ張り付きなのですがちなみに、明日休みですw


で、昨日予告していたとおり月詠について

まず一言片隅においてほしいのは
"TRPGと言うのはGM・PL共に対等であること"
これに関しては一部システムでボス特技が設定されているが基本的にテンプレを除けばボスもプレイヤーと同等に作るのが望ましいとされている。すると、オリジナル特技を入れたくなるのだがプレイヤーを苦しめるために入れるのは本末転倒である。


何が言いたいのかといえば
フェイトの"傷までは回復しても体力は回復しない"→TRPGは体力も一緒に回復する
石化魔法→プレイヤーが参加できなくなるのでタブー*1
アスナさん入れ替え→筋道を立てるのならばOKではあるがいきなりそこにいるのはニセモノといわれてもいたずらに混乱するだけ


それを踏まえて月詠について
彼女は京都神鳴流の剣士である。が、桜咲刹那葛葉刀子と大きく違うのは"二刀流である"ということ。
こうなってくると彼女は剣士ではなく暗殺者もしくは軽業的なことを生業にしてきたのではないかと考える。


現に、戦闘を見ても身のこなしは軽い。で、TRPG的に言えば軽戦士と言うくくりで表現されるのではないかと考えられる。ちなみに軽戦士は当たりやすいがダメージが通らないことでも有名である。


ただ、TRPGにおいて二刀流と言うのは非常にシビアである。魔法適正と比べたら。魔法はクラスを取れば良いだけの話ではあるが二刀流と言うのは特定のクラスであり二刀流の特技を取得していてなおかつサイズが同じでないと活用出来ない。


取得しても二刀流と言うのはあまり器用には活躍出来ない。なぜならば2度目の攻撃に−修正が入るからであったり回避しやすくなったりあまつさえ1度目でファンブルしてしまうと2度目にすら入れないからである。


ここまで非常に強く描かれているのはネギま!的に言えば桜咲刹那が弱いから。TRPG的に言えばボスに近いキャラクターであり、乗り越えなければいけない壁だからでもある。しかし、それは1vs1のこと。
TRPGは特殊な条件でなければ1vs4〜5が多い。ましてや月詠自体キチガイなキャラとして描かれているだけに桜咲刹那みたいにむきにならず柊蓮司暮らすならまだしもそれなりのPCになってしまえば反対に同情されるか嘲笑されるかジャーム扱いされるかしてPCたちに倒されるのが関の山だろう*2

ただ、足止めとしては結構な活躍はしていたみたいなのでまだクライマックスではないことを考えるとまだまだ彼女のほうが上手? ただ、こういうキャラクターっておごりに入るととたんに弱くなるw
たぶん、ないけどね

*1:シルバーレインではあるが上級向け? 

*2:ナイトウィザード!では輝鳴学園に入り込んだエミュレイターは同情されてました。