ネギドラ女優でss!

ネギま!休載日恒例ss
いつもだったら夜に更新する予定なんだけど。やることもないので朝更新。
まあ、拾う人は拾うから(爆


そして、今回はいつもと趣向の違ったss。
ネギま!ドラマの女優たちの何気ない一日。


はてさて。いつもどおり、ヨムヨム

"Get A Life!"


とある携帯電話が鳴り響く。女の子はすぐさま電話を取る
「もしもし、河瀬ですけど。」
「ゆりちゃん。大瀬ですけど…」
電話の相手はネギドラで共演をした大瀬あみ。
「どしたの? 」
電話口の大瀬あみはなんかもじもじしていて話そうとしない。
「あ、あの…明日、ちょっと付き合ってほしいのですが…。」
「良いよ。じゃあ、どこに行こうか? ドラマ終わってから会ってないから…。」
と、あれこれ考える河瀬ゆり。しかし、大瀬あみは意を決して伝える。
「明日の10時に渋谷駅ハチ公口で! 」
きょとんとする河瀬ゆり。しかし、にっこり答える。
「あみっけからそんな言葉聞くなんて思っても見なかったよ。良いよ。じゃあ、明日の10時ね。」
「…感謝します。」
そういって電話を切るが悩んでしまう河瀬ゆり
「多分、あみっけの考えていることはわかるんだけど…。」
ふと携帯電話を取り出しとあるところに電話をするのだった。




「10時10分前…」
大瀬あみは渋谷駅のハチ公前で河瀬ゆりを待っていた。相手を待たせてはいけないのでちょっと前にやってきた。
「相変わらずここは人が多いです…。」
しばらくすると10時きっかりにやってくる河瀬ゆりだが誰かを連れてきたらしい。
「やっほー。」
「あみちゃんも久しぶりだね。」
「結貴さん!? 」
河瀬ゆりと一緒に来たのは滝川結貴。河瀬ゆりが頼んでついてきてもらったらしい。
それを見てもじもじしてしまう大瀬あみ。
「あの…実は…。二人見たいにはなれないけどもっとおしゃれになりたいと思って…。」
「なぁんだ、そんな事だったんだ。」
「でも、何で? あゆみさんとか美優ちゃんとかに聞けばいいし大島さんとか真代ちゃんさらちゃんとかきれいな人はいっぱいいるのに…。」
「みんな揃って口にするのは"河瀬さんと結貴さんが一番かっこいい"って言うんです。」
それを聞いて顔を合わす河瀬ゆりと滝川結貴。
「あみっけもかわいいのに…。」
「たまにはいいじゃない。ねっ。」
と大瀬あみを引っ張るように109に連れて行く。なぜか恥ずかしがる大瀬あみ。
「これなんかどう? 」
「ちょっと大人っぽいよ…それよりも…。」
大瀬あみを見ながらあれこれ服を選ぶ河瀬ゆりと滝川結貴。
大瀬あみもそんな二人を見てどぎまぎ。
「どしたの? 」
「ゆりちゃんは髪が長いし結貴さんは背が高いので少しあこがれてしまいます…。」
「そんなこと無いって。ほら。」
と、並んでみるがやはり滝川結貴だけ頭ひとつ抜けていて二人とも不満そうである。
「でもさ。あみちゃんだってスタイル良いよね。」
「そうだよ、そうだよ。」
「あ、ありがとうございます…」
ネギドラで綾瀬夕映をやっている時は自分とのギャップに悩んでいたがこういってくれるだけでもうれしい。
「ほら、私だって。」
「そうでしたね。」
河瀬ゆりもネギドラで佐々木まき絵をやっている時は相当悩んでいた。バカレンジャーでつながりがある以上わかっているはずである。
「でも、いい思い出だよ。」
「あんな経験、普通ではできないし。」
「そうでしたね。」
と、河瀬ゆりと滝川結貴に同意をしてしまう。
「あっ。これなんかどうですか? 」
「なんかかっこいい。」
「お似合いだよ。」
と、大瀬あみが選んだのはジーンズにキャミソール。
それを見た二人もにっこりするのだった。




それからもあれこれ買い物をしたりクレープを食べたりおしゃべりをしたり…。
3人でとにかくはしゃぎまわる。女優という皮を脱ぎ捨てればただの女子高生。
そして、スタバで休憩をすると、大瀬あみがこんなことを切り出す。
「…あのドラマはどうだったのですか? 」
「うーん…。」
と、考え込んでしまう河瀬ゆりと滝川結貴。二人とも結局途中退場組みで中途半端さは残っていた。
「あみちゃんは? 」
「私も・・気がついたら消されてしまったです。そして…。」
最終話の若月さらとのキスシーンのことになる。
「だってさ、いきなりさらちゃんがキスしに来るんだよ。それはびっくりするよね? 」
と、同意を滝川結貴に求める河瀬ゆり。滝川結貴もいきなりのことで慌てふためく。
「わ、私はそんなびっくりしなかったけど女の子同士って…。」
「変。」
「結貴さん。少しずれていますよ。」
そういわれて顔を真っ赤にする滝川結貴。気まずくなったのか話題を変える。
「二人ともバカレンジャーやったんだよね? 」
「…あれはすごかったですね。」
「アクションもすごかったし、コスチュームも格好良かったよ。あれだったら、またやりたいなぁ…。」
と、なぜかニコニコする河瀬ゆりと大瀬あみ。
「そういえばゆりちゃんpRythmeなんだよね? 」
「そうそう。最初は"え? 私が"って思っていたけどすっごく楽しいよ。なんてったって…。」
と、楽しそうに話していると電話が
「(もしもしぃー。)」
「(ゆーりー。どこにいるの? )」
「(今ねぇー。スタバ。夏子も来る? )」
「(行く、行く! )」
しばらくすると女の子二人がそれを見てびっくりする大瀬あみと滝川結貴。
「あれ? 夏子とえりりん? 」
「もしかして結貴さんとあみさん? 」
やってきたのは麻生夏子椋木えり河瀬ゆりと一緒に"pRythme"で活躍するメンバーでもある。
「ちょっとぉー。ゆり、何してたの? 」
「んっとねぇー。あみの洋服選んでいたの。」
「実は・・・二人に頼んでもらったんですが結局普通の女子高生の休日になってしまいました。」
「いいじゃん、いいじゃん! 」
「二人ともファッションセンスあるんだし選んでもらって良いなぁ…。」
と、椋木えりもあこがれてしまう。
「あっそうだ。二人とも何していたの? 」
「んっとねぇ〜。渋谷でおいしいラーメンはどこか? ってね。」
それを聞いた3人は目を点に。
「夏子って親父くさいんだね。」
「ちょっと、そんなこと無いって!? 」
河瀬ゆりからボソッと言われてあわてて否定する麻生夏子。すると椋木えりがこんな提案をしてくる。
「せっかく揃ったんだから遊びに行かない? 」
「いいね! 」
と、5人で遊びに行く。マクドに言ったりブティックできゃっきゃ言ったりゲーセンでプリクラとったり…。
そして、最後はカラオケボックスに。みんなそれぞれ上手だがやっぱり麻生夏子椋木えり河瀬ゆりはpRythmeで歌っているだけあってずば抜けている。それに感心する大瀬あみと滝川結貴。
「やっぱり、すごいよ。」
「さすが、pRythmeですね。」
「そんなことないよ。あみっけと結貴もうまいよ。ねっ。」
「うんうん。」
河瀬ゆりがそういうとうなづく麻生夏子椋木えり。なぜか恥ずかしがる大瀬あみと滝川結貴。
「じゃあ、最後は、これ行っちゃう? 」
と、麻生夏子が手馴れた手つきで選曲をするとおなじみのフレーズが。
「"♪Pink Generation 誰も止められない。愛を夢も魔法も全部手に入れたい。Beauty Beauty Beautyに磨きをかけて 世界中の視線 クギづけにしたい…"」
なぜか全員立って振り付きで歌うことに。そしてやらなくてもいいのに自分のフレーズになると強調をしてしまい途中入ってきた店員はぼーぜんとするのであった。




それからしばらくしてどこかライブ会場。ステージに立っているのは麻生夏子椋木えり河瀬ゆり
「ありがとうございましたぁー!! 」
と、袖にはける3人。会場を出ると大きな花束を持った二人が。
「ライブ、お疲れ様です。」
「3人ともかわいかったよ。」
と、花束で見えないが受け取るといたのは大瀬あみと滝川結貴。とっさのことでびっくりする3人。
「来てくれたんだぁー。」
「だって、一緒に仕事した仲間だもんね。あみちゃん。」
「そうですよ。」
「これから、暇? 」
「遊びにいこ。」
「いいですよ。」
すると河瀬ゆりは大瀬あみの耳元でささやく。
「いつもかわいいけど今日はもっとかわいいよ。」
そういわれるとなぜか顔を真っ赤にする大瀬あみなのであった。

補足
河瀬ゆり=佐々木まき絵役の女優さん、大瀬あみ=綾瀬夕映役の女優さん、滝川結貴=大河内アキラ役の女優さん、麻生夏子=長谷川千雨役の女優さん、椋木えり=村上夏美役の女優さん。
メインは河瀬ゆり・大瀬あみ・滝川結貴なんだけれどもね。


次回予告
雪広あやか誕生日ss…微妙。ネタがでてこない。
下手なことしたらまた休載日ss*1なるかもしれない。

*1:運動部カルテットで